■はじめに

　1年半くらい植物画を勉強していて、昨年の朝ドラ「らんまん」も初めて連続して視聴していたが、チーム神木のメンバーのパワーもすごく、主題歌もよかったので、半年間、堪能できた。

　その関係で、倉本聰脚本の、『北の国から』『優しい時間』に続く“富良野3部作”最終章となるTVドラマ(シリーズ）をメディアで鑑賞し、昨年の6月の北海道のガーデンツアーで訪ねる”風のガーデン“の情報収集をした。出演は、中井貴一 、黒木メイサ 、神木隆之介、平原綾香 、緒形拳、伊藤蘭等で、放送前に逝去した緒方拳の遺作となった。

 ■「風のガーデン」(2008)のストーリー

　麻酔科医の白鳥貞美は、東京の大学病院の准教授として活躍していたが、6年前、障害をもつ息子の子育てに悩み妻が自殺したとき不倫に耽っていたことから、父親に勘当され、北海道富良野市に住む家族とは絶縁していた。

　障害をもつ息子役を演じた神木隆之介は、ドラマでは、自分でピアノを演奏したり、花の長い名前を記憶しているという秀でた才能を持っていた。＜槙野万太郎との因縁あり・・＞

 ■感想

　本当に、悲しいストーリーではあるけど、主人公の恋人役で出演する歌手の平原綾香が、ショパンの「ノクターン」と劇中歌「カンパニュラの恋」を歌唱している。この曲を聴くと切ない気持ちになってしまうが、とても素敵な楽曲。＜クラシック曲を独自に解釈し、皆に届ける平原綾香さんは貴重な存在＞

 ■その他

　昨年6月の北海道ガーデンツアーで“風のガーデン”に寄り、前から興味のあった、ナポレオンの帽子の形のモスローズを初めて見て感激したので、写真から描いてみた。（残念ながら先生からのご指摘をまだ反映できず・・。植物画は時間がかかる。）