SNSで話題となり、今週末からは続々拡大公開されるという『侍タイムスリッパー』

ここDiscover usでも何やらすごいらしいよ？と書かれていたので、気になる気持ちがMAXに！

冷静さを保ちつつ、期待に胸を躍らせて行ってきました！！

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♦あらすじ♦

幕末を生きる会津藩士の高坂新左衛門は、ある夜、長州藩士を討つ密命を受け、暗闇に身を潜めていた。しかし刃を交える瞬間、雷が落ち、新左衛門は現代の時代劇撮影所にタイムスリップする。江戸幕府がすでに滅んだと知り愕然よする彼は、死を覚悟するのだが……

(映画ナタリーより引用)

 

♦キャスト♦

• 高坂新左衛門：山口 馬木也
• 風見恭一郎／：冨家 ノリマサ
• 山本優子：沙倉 ゆうの
• 殺陣師関本：峰 蘭太郎
• 山形彦九郎：庄野﨑 謙
• 住職の妻節子：紅 萬子
• 西経寺住職：福田 善晴
• 撮影所所長井上：井上 肇
• 錦京太郎（心配無用ノ介）：田村 ツトム
• 斬られ役俳優安藤：安藤 彰則

(Wikipediaより引用)

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コミカルシーン

幕末の侍が突然時代劇撮影所にタイムスリップ、状況が呑み込めないまま目の前で刀を抜くいざこざがあればそれは「助太刀致す」となるのも無理はない。

町中を彷徨い歩き幕府が滅んだことを知り死を覚悟するも心優しい人たちに助けられ現代に生きる術を探し出していくわけだけど、そこまでの過程がまた笑い満載。

それはそうです、江戸時代人が21世紀に来てしまったのですから。

関西らしいツッコミもあるのでとてもテンポよく展開していきます。

 

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殺陣

途中、殺陣の所作について触れるシーンがあるのですが、それを聞いて動作を見ていると「なるほど！」と唸るほど。

田舎育ちの私(15歳まで)。

民放なんて2局しかなかったので、小学校から帰って見られる番組は夕方の再放送の時代劇でした。

「水戸黄門」に「大岡越前」、「銭形平次」は食い入るようにして見ていたので殺陣のシーンを見るとワクワク感が止まらなくて。

僅かなシーンだけでも「心配無用乃介」が刀を抜くところだったり、後半の見どころはそりゃもう興奮しまくっていました笑

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キャスティング

俳優陣は監督がこれまでに見てきたテレビや映画からの選りすぐり。

主演を務める山口馬木也さんは藤田まことさん主演の「剣客商売」で息子役を務めており、他にも時代劇に多数出演しているベテラン。

長州藩士→風見役の冨家ノリマサさんも同様に数々の時代劇に出演している安定感のある実力者。

撮影所の斬られ役でひと際目を引く役どころを務めている安藤彰則さんは「半沢直樹」で大東京銀行のバンカーの役をしていたお方。実際に斬られ役をしていた経歴もあるそうで。

このお三方だけでなく、主人公新左衛⾨の師匠となる殺陣師・関本役は東映専属の「斬られ役」出身の峰蘭太郎さん。

 

こんなにもインパクトの強いキャスティングを見れば、作品に緊迫した雰囲気が感じられるのも納得なのです。

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名セリフ

 

『一生懸命頑張っていれば誰かがどこかで見ていてくれる』

さらりと耳にするこのセリフ。

他の作品でもよく聞くようなセリフ、でもこの言葉が発せられるまでの新左衛門の様子などを見ていれば涙が頬を伝うのです。

 

『あの時代を精いっぱい生きた者たちを残したい』

そうなんです、時代劇ってノンフィクションも多数。

歴史を紐解く一材料として取り掛かりやすいものだと私は思っています。

先人たちを知ることができる素晴らしい作品が時代劇。

その人たちを役者さんが表現してくれている、そう思うと胸にグッとくるものがあります。

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頭の中では色んなシーンを思い出してまた涙が。。。

これは是非とも観た方たちと色々語りたい！

私が今年鑑賞した作品でかなりの上位を占める「侍タイムスリッパー」

皆さまもどうぞご覧あれ！！