【プロフェッショナル】

2025年4月11日公開|106分|サスペンス、アクション|アイルランド🇮🇪|シネマスコープ|5.1ch|

英題：In The Land of Saints and Sinners 

字幕翻訳：西澤志保

配給：AMG エンタテインメント

映倫：G

公式サイト：https://professional-movie.jp

《STAFF》

監督：ロバート・ロレンツ、フィリップ・リー

製作：フィリップ・リー

撮影：トム・スターン

《CAST》

リーアム・ニーソン(フィンバー・マーフィー)

ケリー・コンドン(デラン・マッキャン)

ジャック・グリーソン(ケビン)

キアラン・ハインズ(ビンセント)

デズモンド・イーストウッド(カーティス)

コルム・ミーニイ(ロバート・マキュー)

《INTORDUCTION》

シニアの円熟とタフなファイトを両立させる、唯一無二のアクションヒーローとして独自の座を築いてきた名優リーアム・ニーソンが、キャリアの集大成として選んだ最新作。自身の故郷でもあるアイルランドを舞台に、裏の顔を持つ男が引退を決意した矢先、再び戦いの連鎖に巻き込まれていく。ハードな修羅場を幾度も潜り抜けてきた主人公が、その優しさゆえ、疲弊した心身を奮い立たせながら、最後の戦いに立ち向かっていく姿に、ニーソン本人の姿を重ねずにはいられない。

監督は長年、クリント・イーストウッド監督とタッグを組んできたロバート・ロレンツ。撮影もイーストウッド作品の撮影を長年手掛け、『チェンジリング』でアカデミー賞撮影賞にノミネートされたトム・スターンが務めた。手練れの制作陣とニーソンのタッグによる、渋く滋味深いドラマの重厚さとキレのある痛快なアクシヨンを併せ持つ大人のための極上のエンタテインメントが誕生した。

名優リーアム・ニーソンが主演を務め、1970年代の北アイルランド紛争を背景に、伝説の殺し屋が爆弾テロリストの壊滅に挑む姿を活写したハードボイルドアクション映画『プロフェッショナル』が4/11（金）より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開！！

ということで、さっそくオンライン試写で鑑賞させていただきました♪ 映画大好き熟女U子です💃🏻

引退した殺し屋が、IRAのテロリスト達に孤独な戦いを挑むという緊迫感あふれる本作の魅力を、私なりの観点でご紹介したいと思います！！

名アクション俳優リーアム・ニーソンの集大成とも言うべき本作ですが、クリント・イーストウッド監督作品の製作陣が手掛けたということで叙情的で、よりドラマ性が高くなっていると感じました。

舞台となるアイルランドの風景は、美しくも物悲しく…。そこに西部劇を彷彿させるような渋い音楽が加わって、主人公フィンバーの血塗られた過去と疲れ果てた心情を際立たせます。

友人として親しくしている警察官や、密かに思いを寄せている隣人の女性、遠縁の少女モラとのやりとりからは、フィンバー本来の性格であろう優しい一面が見られ、微笑ましくも感じました。

また、殺し屋稼業の後継者的立場の若者との家族のような固い絆にも、心揺さぶられました。

彼らを人として大切に思う気持ちと、簡単に人の命を奪ってしまう殺し屋の仕事との狭間で揺れるフィンバー。それでもモラを救うために立ち上がります。

しかし、フィンバーの思惑通りに上手くはいかず…老いとブランクからくる詰めの甘さから、正体がバレて周囲の人々も巻き込んでしまうのでした。

後戻りできない状況に追い込まれたフィンバーはテロリストたちを完全制圧するために最後の死闘に挑みます！

フィンバーを追い詰めるテロリストたちとの攻防戦は大変スリリングで見どころ満載！！

ケリー・コンドン演じるテロリストのデランは、とても過激で恐ろしい女性ですが、そんな彼女にも人間味があり、彼女なり(IRAなり)の信念があるとわかります。そして、そうならざるを得なかった悲しい過去があったのだとも…。

生まれ変わって、最後くらい人間らしく生きたいと願ったフィンバーですが、やはり重い罪を重ねてきた者に過去との決別は許されず、罪の十字架を背負って孤独に生きていくしかない運命なのだと悟ったように感じました。

人としてどのように生きるべきか問われるような大変考えさせられる作品です。

いやぁ〜映画って本当に良いものですね🥸

リーアム・ニーソンの魅力あふれる叙情的アクション映画『プロフェッショナル』は4/11(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開です！！