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私の好きな映画

そぜシネマ
2023/10/17 00:12

思い立った日が吉日!旅に出たくなる映画5選

こんにちは!

そぜです。

 

映画×旅をキーワードに

国内・海外問わずテーマを決めて世界中の

世界遺産と映画ロケ地を巡るのを

ライフワークにしています。

 

コラムは主に旅先の国と世界遺産を中心に紹介していますが今回はそもそも場所も国も関係なく

 

「そうだ、〇〇へ行こう!」

 

「障子を開けたらそこはもう旅」

 

と思い立たせてくれるような映画を紹介したいと思います!

 

これらは実際に自分が観て即旅に出た経験もあり、また、行く旅先に合わせて一緒に連れていきたくなる映画。

2023年はすっかりコロナも収束し(コロナへの脅威に打ち克った元年)、年末年始や2024年は旅行の予定を立てようとしている方も多いのでは。

そんな皆様に旅行意欲をかきたてられずにはいられない珠玉の旅映画を5つご紹介します!
 

 

1.最高の人生の見つけ方: Bucket List

  • 製作年:2007年
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:97分

 

自動車修理工と病院経営の億万長者という全く違う生活環境の2人が、
偶然同じ病室で末期ガンを宣告され、治療を受ける事になり、
残された余命を二人で作った「やるべきことリスト(BUCKET LIST」
をやっていくナイスシニア青春物語。

 

「BUCKET LIST」の意味は
「死ぬまでにやるべきことリスト」。

 

毎年、新年の目標を書き初めに書いて、
やるべきことリストを作っているが、
それをしようと思ったのもこの映画に影響を受けたから。

 

自分の人生を大きく良いものに変えてくれた大切な映画。

 

これは物理的に「旅に出る」というよりは

マインド的に「一歩前へ出る、ドアを開けて飛び立つ」と

「人生すなわち旅」的なマインドセットを意識させてくれる作品。

 

ちなみにこの映画の要所で出てくる「コピルアック」

 


ん?なんか聞いた事あるなぁと思ったら

「かもめ食堂」でコーヒーが美味しくなるおまじないで出て来てましたね。

 

後日、旅先でコピルアックを飲める店がありましたので行ってきました。


味ははっきり言ってよくわかんなかったです。

 

 

2.はじまりへの旅:Captain Fantastic
 

  • 製作年:2017年
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:119分

 

素晴らしいロードムービーです。

 

アメリカの北西端ワシントン州森の奥深くで社会と交わらずに生き、

父の方針で子供達は学校も通わず、
社会と交わらずに森の中で自分で生き抜く力を教えている。
 

ノームチョムスキーをこよなく愛する一家。
教養は父の教えにより、子供達は自分で生き抜く力を得、皆6ヶ国語を習得。

長男は名門大学全てに合格するレベル。

 

そんな中、ニューメキシコ州で入院中の母親が死に、母のある遺言を果たす為に

自家用バスで葬儀に向かっていく。

 

教育とは何か。
人と違うのが普通では無いことなのか。

 

社会で氾濫した情報のうわべを寄せ集め、流されるように生活することと
文明から離れ、限られた本の情報から物事の本質を見出し、自分の意志を持って生きること。

 

どちらが今の社会を生きる人にとって必要なのか。

色々考えさせられる映画だった。

 

最後の約束を果たす場面はもう感極まれり。

 

父が長男の旅立ちの時に伝えた言葉

「常に高潔に。日々、人生最後の日と思え」

 

「大胆に挑戦して楽しめ 全て一瞬だ」

 

「死ぬな」

 

肝に銘じて生きていきます。

これも「人生=旅」的作品也。
 

 

 

3.世界最速のインディアン

  • 製作年:2007年
  • 製作国:アメリカ、ニュージーランド
  • 上映時間:127分

 

ニュージーランドの片田舎の陽気なエンジニアおじいちゃんが

途方もない夢を周りに伝え続けるうちに応援者が次第に増えていき、

最後は資金も集めて夢のアメリカユタ州ソルトレークシティへたどり着き、

ポンコツの化石オートバイ「インディアン」で挑戦し、

世界記録を樹立した老人ライダー「バート・マンロー」の実話。

 

前半のニュージーランドの田舎からユタ州のレース会場を目指すロードムービー的な前半に
レース出場編で紆余曲折を経て観衆の度肝を抜いた後半と

作品全体のバランスが素晴らしい。


とにかくアンソニーホプキンス演じるじいちゃんの圧倒的な楽天振りが気持ち良い!


「夢を追わない人間は野菜と同じだ」
 

だって。グッときた。


まず

・スタート地点が地球の裏側

・持病の狭心症でドクターストップ

・愛も知らない孤独なおじいちゃん

・そして金無し、コネ無し

と客観的に見ると絶望的な状況からでも

「夢をあきらめず」に頑張っていると不思議と周りが手を貸し、

心から応援するようになり、いつのまにか前に進んでいる。


クライマックスでは自然と自分も拳握って応援してしまうような感覚。
 

そして最高のハッピーエンド。
夢を追い続けることの素晴らしさや、
どんな困難でもユーモアを忘れず、人生を楽しむコツが随所に散りばめられている良作。


自分の中では
「遠い空の向こうに」
「ショーシャンクの空に」
と並んで
「あきらめなければ夢は叶う」シリーズ三部作になりました。
 

これみて明日から頑張れそう!

 

 

4.ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅

  • 製作年:2014年
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:115分

 

 

100万ドル当選したとのインチキ記事を信じ、

モンタナ州からネブラスカ州まで歩いて行こうとする父と

それを止めながらもしぶしぶ協力していく息子のロードムービー。


全編モノクロで風景画のような感じでほんわか観れた。


演出は成功だと思う。
 

最後まで認知症なのか信じやすい性格なのかがわからなかったが、

あの年になって何も生き甲斐が無くなってしまった中で

夢中になる拠り所を求める気持ちも分かる気がした。


たどり着いた当選金受取先でもらったアイテムが超シニカルだったけど、

その後の息子が取った行動が素晴らしい。


元気なうちに両親と一緒にどこかへ行こう、

と思わず親子の絆を深めたくなった。
 

 

5.モーターサイクル・ダイアリーズ

  • 製作年:2004年
  • 製作国:アメリカ、イギリス
  • 上映時間:127分

 

〈革命家がまだ医師だった頃の想ひでぽろぽろ〉

キューバの革命家チェゲバラが医大生エルネストだった時代、
友人のアルベルトとにバイクで12,000キロの南米大陸縦断の様子を描くロードトリップ。

 

会社辞めた時、
これ観てキューバに行った。


彼が眠るサンタクララで彼の墓参りをしてきた。

何かすごいものを持って帰ってきた気がした。

 

二人のたわいもないバイクの旅が
行く先々で出会う人に影響を与えていく

 

素直に旅をしたくなる映画。

ゲバラ役のガエルガルシアが魅力的すぎた。

 

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いかがだったでしょうか。

 

やはり自分の感情には正直に向いていきたいですね。

そんな旅への高まりをサポートしてくれる作品を観て是非素晴らしい体験をしてください!

 

日々是旅也

 

【過去のコラムはこちら】

 

「パパの言うことを聞くんだ。カイザーソゼが捕まえに来るぞ!」

 

 

アンコールワットを撮りたくて

 

 

芸術と情熱の国、スペインへ行きたくなる映画3選

 

 

情熱と革命の国!キューバに行きたくなる映画5選

 

 

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年平均300本ペース
生涯6,000本観ている中から
毎日作品レビュー

毎週テーマ別で珠玉の映画を紹介しています
 

Instagram以前のレビューは1000本以上Filmarksで投稿しています。

 

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1 件の返信 (新着順)

インディアン、もう本当に観るたびに泣きそうになります🥹あぁ言うハート、素敵すぎます。


そぜシネマ
2023/10/17 00:28

コメントありがとうございます!
あの純粋な老人が信じる道を突っ切る感じが素晴らしく引き込まれますよね。
ああいう姿勢は周りを巻き込み、ファンにするんですよね。
人生においても教科書となってます笑。

ご返信ありがとうございます!本当に年齢ではなく、心。まさにそれがダイレクトに伝わってくる作品ですよね。心が自分も周りも動かす☝🏻おっしゃる通りですね!