【最速レポート】東京国際映画祭レッドカーペット トニー・レオン、浅野忠信ら登場
第37回東京国際映画祭が28日、東京・日比谷ミッドタウンで開幕。オープニング作品では『十一人の賊軍』の白石和彌監督率いる山田孝之・仲野太賀・野村周平・千原せいじら11人でレッドカーペットに登場。小雨が降り始めた日比谷の空だったが、レッドカーペットが始まるや否や、見事に雨ふることなくスタートした。(文・撮影:はじめ)※日本人キャストを中心に紹介
TIFFシリーズとして『外道の歌』の白石晃士監督、久保田哲史プロデューサー率いる窪塚洋介・亀梨和也・南沙良らも登場。
ガラ・セレクションとして『雪の花 - ともに在りて- 』の小林堯史監督と松坂桃李・芳根京子さんも笑顔で報道陣に対して手を振る。
同じくガラ・セレクションに選ばれた『劇映画 孤独のグルメ』の松重豊が1人で監督・脚本・俳優を務めるため、1人でレッドカーペットに登場した。
そして、Nippon Cinema Nowおよび「ハリウッド・リポーター」の表紙を飾った浅野忠信らが『レイブンズ』で登場。その他、瀧内公美・池松壮亮らとともに11名で勢揃いした。
10月17日に悲しくも旅立った西田敏行の姿は無い中、『劇場版ドクターX』の米倉涼子・岸部一徳が2人でレッドカーペットに登場。部門としてはウィメンズ・エンパワーメント。12月6日公開の本作が注目される作品となる。
「チェンソーマン」の藤本タツキが放つ青春物語が劇場でアニメ化して話題となった『ルックバック』の押山清高監督と吉田美月喜がアニメーションの部門で登場。
ここで一部、スケジュールの変更により、ガラ・セレクションに選ばれた『オラン・イカン』からディーンフジオカらが12名で参列。音楽・編集・セカンドユニットディレクター・ポストプロアドバイザーまで。
次に登場するは、ガラ・セレクションに選ばれた『ルート29』から綾瀬はるか・大沢一菜が登場。詩人・中尾太一の詩集「ルート29、解放」にインスピレーションを受けた独創的なストーリーで撮りあげたロードムービー。
またもやガラ・セレクションに選ばれた『サンセット・サンライズ』から菅田将暉・井上真央、三宅健の3人が登場。「正欲」「あゝ、荒野」の岸善幸監督が脚本家・宮藤官九郎とタッグを組み、小説家・楡周平の同名小説を映画化したヒューマンコメディで、都会から宮城県南三陸に移住したサラリーマンが住民たちと織りなす交流を、コロナ禍や地方の過疎化、震災などの社会問題を盛り込みながらユーモアたっぷりに描く。
続いて、Nippon Cinema Nowに選出された『港に灯がともる』から安達もじり監督・富田望生・甲本雅裕・麻生祐未らが4人で登場。
そして、アニメーションから『数分間のエールを』にて伊瀬茉莉也・三原兄弟の三原健司・三原康司も登場。二卵性双生児の三原兄弟を中心に神戸市で結成されたアーティスト"フレデリック"は初のレッドカーペットに参加。
東京国際映画祭のNippon Cinema Nowの監督特集に選ばれた入江悠監督も1人で登場。
ウィメンズ・エンパワーメント部門の『徒花 - ADABANA- 』から井岡新・水原希子の2人が登場。長編デビュー作「赤い雪 Red Snow」で国内外から高く評価された甲斐さやか監督が、20年以上の歳月をかけて構想・脚本執筆し、井浦新と水原希子の共演で撮りあげた日仏合作映画。
ガラ・セレクションに選ばれた『Spirit world(原題)』からは堺正章・風吹ジュンが笑顔で登場。
終盤には今回東京国際映画祭のビジュアルを飾ったフェスティバル・ナビゲーターの菊地凛子が登場。
そして、カルチュア・パブリシャーズ配給の『雨の中の慾情』から成田凌・中村映里子・森田剛が登場。「さがす」「岬の兄妹」の片山慎三が監督・脚本を手がけ、漫画家・つげ義春の同名短編を独創性あふれるラブストーリーとして映画化した作品で、11月29日公開。
エシカル・フィルム賞のエシカル・フィルム賞審査委員として斎藤工も。エシカル・フィルムは映画を通して環境、貧困、差別といった社会課題への意識や多様性への理解を広げることを目的として昨年新設された賞となる。
コンペティションから『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』から萩原利久と河合優実が登場。今話題の俳優二人が登場する本作は萩原利久×河合優実×大九明子×福徳秀介(ジャルジャル) 稀代のコント師が小説家デビューを果たした珠玉の恋愛小説を実写化した作品。
そして、最後を締めくくるは、コンペティション審査委員長のトニー・レオンと橋本愛ら。
開催概要
名称 第37回東京国際映画祭
期間 2024年10月28日(月)~11月6日(水)[10日間]
開催会場 シネスイッチ銀座、丸ノ内TOEI(中央区)、角川シネマ有楽町、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 日比谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、丸の内ピカデリー、有楽町よみうりホール、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、LEXUS MEETS...、東京宝塚劇場(千代田区)ほか、都内の各劇場及び施設・ホールを使用
URL https://2024.tiff-jp.net/ja/