DISCASレビュー

k.a
2025/08/04 18:36

悪魔と夜ふかし

『悪魔と夜ふかし』(2023年、オーストラリア、原題:Late Night with the Devil)は、1977年ハロウィンの夜に放送された架空のトーク番組「ナイト・オウルズ」の生放送で起きた“史上最恐の放送事故”を描いたホラー映画。ファウンド・フッテージ形式で、司会者ジャック(デヴィッド・ダストマルチャン)が視聴率挽回のため、悪魔憑きとされる少女リリーとジューン博士を招き、超常現象ショーを展開するが、予想外の惨劇が巻き起こる。

感想:70年代のレトロなTVスタジオの雰囲気が秀逸で、緊張感とブラックユーモアが絶妙に混ざり合う。オカルト番組の怪しげなノリや、番組の裏側を見せる演出が不気味さを増幅。展開は二転三転し、終盤の疾走感はハラハラするが、オチがやや中途半端に感じる人も。

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