Discover us

オススメ教えて!

Twinkle バッジ画像
2024/10/18 17:45

映画『潮騒』ロケ地

2週間ほど前から秋めいた気候が心地よく、週末はカメラを持って外出することが多くなったTwinkleです(誰も聞いてない笑)

 

先月。母を通じて縁があり(母のFB友達)、映画『潮騒』の舞台になっている神島に行ってきました。

 

まずは『潮騒』の紹介から。

 


『潮騒』(1975)


筆者撮影、三島由紀夫が滞在した寺田家宅にて
筆者撮影、三島由紀夫が滞在した寺田家宅にて

♦解説♦

 三島由紀夫による同名小説の、四回目の映画化。今回の主役は山口百恵と三浦友和のゴールデンコンビ。須崎勝彌が脚色し西河克己が監督した。
 伊勢湾の歌島に住む漁師の新治は、夕暮れの浜で夕日を見つめる少女を見かける。彼女は村一番の金持ちである宮田照吉の娘の初江で、一人息子を失った照吉が婿を取ることにしたのだ。強風で漁が休みになった日、新治は観的哨跡で初江と会い意気投合、またこの秘密の場所で会うことを約束する。嵐が吹き荒れた日、びしょ濡れになった新治と初江は観的哨跡で、たき火をはさんで裸になった。やがて噂が村中に広がり、二人の仲は引き裂かれてしまう。新治は日の出丸に乗り込み訓練を受けることになったが、そこに初江の婿となる安夫が乗り込んできた。

(all cinemaより引用)

 


島内散策


神島は伊勢湾口に位置する、周囲3.9 km、面積0.76 km²の島。

志摩諸島の一島で三重県鳥羽市に属します。

 

鳥羽港から船で30分ほど。

 

かつては1000人以上が住んでいたという神島ですが、現在は300人強。

HPなどで見る限りでは島内散策はのんびり2時間程度と書かれているのですが、案内してくださった方の説明等もあり、私は4時間ほどかけて巡りました。

 

船着き場にあるモニュメントがお出迎え

この看板の左手には映画で新治と初江が会う船揚場があります。

ここからは訪れた場所を一気に紹介。

海の神様を祀っている八代神社
200段以上の石段、頂上まで登ると滝汗が。

 

三島由紀夫が滞在した寺田家宅。右にある引き戸の建物は浴場
三島由紀夫が実際に使っていたテーブル。ここで志賀直哉に手紙を綴っていたそう。
三島由紀夫が滞在していた部屋からの景色
島の女性たちが洗濯をしていた場所
カルスト地形。この日は天気雨。こんな珍しいことはないと島の人が言っていた、くっきりと見えた虹
カルスト地形の横から登っていく山道
15分以上この山道を登る
映画のクライマックスシーンに登場する監的哨跡。伊良湖から撃たれる大砲の着弾点を観測する施設で、戦時中に建てられた
嵐の中、新治と初江が待合わせして会うシーンで登場する監的哨内部
映画では海女さんたちが休憩する場として登場する八畳岩
新治と初江が手紙をやり取りするシーンで登場(映画では初江宅)。実際はお寺
島唯一の宿泊施設、山海荘

神島を訪れた三島由紀夫は、次の感想を残したそうです。

 

「映画館もパチンコ屋も、呑屋も、喫茶店も、すべて『よごれた』ものは何もありません。この僕まで忽ち浄化されて、毎朝六時半に起きてゐる始末です。ここには本当の人間の生活がありさうです。たとへ一週間でも、本当の人間の生活をまねして暮すのは、快適でした」引用:wikipedia

 

日本の秘境100選にも選ばれているという神島。

潮騒の音で目覚める朝、のんびりとした旅におすすめです。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

コメントする
2 件の返信 (新着順)
U子
2024/10/22 10:29

素敵な景色😍😍😍


Twinkle バッジ画像
2024/10/25 10:30

U子さんありがとうございます(^^)
自然がたくさんで癒されました♪

椿五十郎 バッジ画像
2024/10/21 16:38

神島というだけあって、そして、Twinkleさんの撮影が素晴らしくて神々しいですねっ
『潮騒』は観ましたが、ご紹介された写真をみつ再見してみたくなりました


Twinkle バッジ画像
2024/10/25 10:29

ありがとうございます!!
『潮騒』は吉永小百合さんと堀ちえみさんのものもあるようですが、やはり一番有名なのは山口百恵さんの作品のようですね。
景色を見た今は、再度映画を観たいと思っています。