村松健太郎
2024/09/03 13:53
原点回帰&心機一転『エイリアン:ロムルス』
正史でカウントすると7作目になる最新作。時系列的には1と2の間なので1だけは見直しておくとよいかもしれません。
ただ、シリーズの中でも今までにないぐらい独立性が強くて、これ一本でも十分楽しめます。
これまではリプリーのお話か前史にしないといけないという足かせがありましたが、巧く立ち回りましたね。
オリジナルの部分を意識しながらもスタッフ・キャストが大きく若返って心機一転という感じです。
(リドリー・スコットが監督しないシリーズ作品に製作で関わるのはこれが初かと)
それでいてシンプルな”『エイリアン』の映画”にもなっていて原点回帰という感じもあります。心機一転と原点回帰という相反するものを高いレベルで実現させている稀有な逸品となりました。
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