画面から美味しさが伝わる、スイーツ映画４選
甘いものが大好きな筆者が、画面越しでも香りや味が伝わってきそうなスイーツが登場する映画を４つご紹介します！
彼が愛したケーキ職人(2017) / THE CAKEMAKER
同じ人を愛し、さらにその人を交通事故で亡くし心の痛みを抱える二人の男女が、同僚としてカフェで働くように。最初は戸惑いながらも、ケーキ作りを通して国境や性別を越えて惹かれ合っていく。
本作の冒頭に登場する印象的なスイーツが、ドイツでは定番ケーキのひとつSchwarzwälder Kirschtorte(シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ)。日本語に直訳すると「黒い森のさくらんぼケーキ」となるこのケーキは、その名の通りドイツ南部の“黒い森”と呼ばれる森林地帯で採れたさくらんぼと、さくらんぼ酒を材料に作られるそう！見た目ほど甘くない大人な味で、これほど今作にぴったりなケーキはないのでは…と思います。
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モロッコ、彼女たちの朝(2019) / ADAM
宗教的な理由で仕事も住まいも失った臨月の女性・サミアが、夫を亡くし幼い娘を育てながら一人パン屋を営む女性・アブラと出会う。路上で眠ろうとするサミアを見かねたアブラは仕方なくサミアを家に招き入れるが、パン作りが得意でおしゃれ好きなサミアとの出会いがアブラや娘の生活を変えてゆく。
物語中盤でサミアが作るのが、"ルジザ" と呼ばれるモロッコのパンケーキ。生地を紐状に伸ばし、手に巻きつけて成型したのち鉄板で焼きあげる、と工程が多いため、モロッコでもルジザを手作りできる人は減っているそう。どんな食感や味なのか、一度でいいから食べてみたいですね。
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ノッティングヒルの洋菓子店(2020) / LOVE SARAH
パティシエだったサラが、親友イザベラと一緒に自分たちの店を開くという長年の夢を叶える直前、交通事故で亡くなってしまう。サラの死をきっかけに集まったイザベラ、サラの娘、サラと絶縁状態だった母親、サラの昔の恋人が、彼女の夢を叶えるべく協力して洋菓子店をオープンしようとする。
次から次へと鮮やかで可愛いスイーツが登場するので、今すぐケーキ屋さんに飛んで行きたくなる映画です。登場するスイーツの中には日本人としては嬉しい、抹茶のミルクレープも！
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ウェイトレス ～おいしい人生のつくりかた(2006) / WAITRESS
片田舎の小さなダイナーで働くウェイトレスのジェナは、嫉妬深い夫に支配される日々にうんざりしていた。ついに家出を決意した矢先、予想外の妊娠が発覚。落ち込む彼女の前に救世主のように現れたのは、優しく誠実な産婦人科医だった・・・。
主人公のジェナはパイ作りの天才で、ジェナがパイを作るシーンからこの映画は始まります。日々の悩みや困りごとをパイに託すかのようにユニークな名前をパイに付けるジェナの姿も印象的。
パイがお好きな方には、１ホール丸ごと食べたくなる“ブルーベリーパイ”が登場する『マイ・ブルーベリー・ナイツ』もオススメです。
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▽おまけ
実は最初にご紹介した『彼が愛したケーキ職人』の「黒い森のさくらんぼケーキ」は、この映画を初めて観た際にどうしても食べたくなりレシピを調べて手作りしました。今では我が家のクリスマスケーキの定番になっているほど大好きなスイーツのひとつに！
ブラックチェリーは年中手に入る缶詰のものを、スポンジ生地は市販の物を使用すると意外と簡単に作れるので、気になった方はぜひ作ってみてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
今後も様々な映画をご紹介していきますので、お楽しみに・・・！
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