【R15+】『春画先生』感想コラム集【第二弾】
映画『春画先生』を観ていただいたコラムニストさんたちによる、感想コラム集第二弾です。
江戸文化の裏の華である“笑い絵”とも言われた春画の奥深い魅力を、真面目に説く変わり者の春画研究者と、しっかり者の弟子という師弟 コンビが繰り広げる春画愛をコミカルに描く本作。主演に内野聖陽、ヒロインに北香那、共演に柄本佑、白川和子、安達祐実を迎え、『月光の囁き』(99)、『害虫』(02)などの先鋭的な作品で映画ファンを唸らせてきた名匠・塩田明彦が監督・脚本を手掛ける。
- あらすじ -
春画は江戸幕府から禁止された、禁制品で表に出ないものだったからこそ、自由な創作が可能となり、とどまることを知らぬ芸術の域に達して、庶民から大名までを虜にした江戸時代の真のエンターテインメントだった。これまでその取扱いは日本映画でもタブーとされ、性器部分の描写は映倫審査でボカし加工が必要だった。しかし、本作は、映倫審査で区分【R15+】として指定を受け、商業映画として全国公開される作品としては、日本映画史上初、無修正での浮世絵春画描写が実現した。その自由な精神を現代に映画として表現することを目指して制作された『春画先生』。好きなものにのめり込んでいくおかしな者たちを描く異色の偏愛コメディが誕生した!
【PICK UP コラム】
『春画先生』これは究極の推し活だ‼︎
コラムニスト:かこ
みなさんは偏愛と聞いて、何を思い浮かべるだろうか?私にはあまり馴染みのない言葉だ。
・・・
\\私が注目したポイントはこちら//
☑️春画の奥深さ
☑️愛すべき、キャラが濃すぎる人たち
☑️譲れない物
☑️心のリミッターを外すキーパーソン
(ここでネタバレあり!)
☑️まとめ
春画先生 「与太郎」
コラムニスト:すたみな
単なる卑猥・エロスではない!「春画の魅力」
春画は江戸時代のエロ本だろ~あえて予告編などの情報をいれないで鑑賞。春画のイメージが「単なるわいせつ」ではないと見方が180度変わった。劇中の春画先生のセリフ「描かずに紙の白さを活かす」なるほど!紙の白の質感が人の皮膚の柔らかさや艶を感じさせるのかと・・・春画に興味を持ちました。春画について学校で課外授業でも良いからやってほしかったと作品を観ていて真面目に思った。人物描写と背景を感じる文化は次世代へ残しておかないと。
【春画】を知る
コラムニスト:Twinkle
しかし、作品を観てみるとなるほどなまでにR15指定シーン満載。
えっと。。。非常に気まずいんです。
だって。。。母を誘って観に行ったから!(꒪ꇴ꒪|||)⚡
他のシネマにストさんたちも書いているけど、がっつりとした偏愛コメディだったんです。
まさかここまでとは。。。
これから行かれる方は、その辺りは考慮の上。
春画先生
コラムニスト:じゅーん
シュールで純愛、どこか浮世離れしていて、可笑しくて愛おしい。登場人物、1人も常識人がおりません。皆、変態で狂っている。なのに品があって、嫌悪感ゼロ。こんな映画が今までにあっただろうか。
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そのストッパー、外しちゃってもいいですか?
コラムニスト:ミロシネマ
「春画先生に会うと、みんなこうなっちゃうんだよ」
春画先生に会った人は、ストッパーが外れたように、
みな不思議と、解放的で大胆になっていく
今まで沢山、ラブストーリーや、ラブコメディを観てきましたが
こんなにも情熱的、狂気的、そしてピンポイントで偏(ヘン)な愛を観たのは
初めてかもしれません
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【春画先生】偏愛ってつまりヲタクやん
コラムニスト:きらぴ
こんにちは。
いつも佐藤健さんの作品の記事をかいているワタクシですが、本日は観てきたばかりの『春画先生』について書きたいと思います。
そして特別映像には。。。
放送禁止用語のピーーー!ばっかりで何が何だかの特別映像!
これだけでいい。観る前はこれだけで。。。笑
普通の予告もあるのですが、それを観ないで、映画自体を先に観てほしい!って思います。
春画はただの性描写ではない!
コラムニスト:看護師おしず
春画はただの性描写ではない!
皆さんは、春画をご存知でしょうか?
一見びっくりしてしまうダイレクトな性描写。
ぱっと見そちらに目が行きがちでありますが、実は深いものがありまして…。
私もこの映画を観て、初めて春画の奥深さを知りました。
性描写の部分を隠してみると、その絵から伝わってくる情報がいっぱい!
目を凝らして見てみると…仕草一つ、目線一つからその人の性格や相手に対する思いが伝わってきます。
第一弾に続き、第二弾もたくさんの方に感想コラムを執筆していただきました。
ありがとうございます!
第一弾のコラムはこちら
春画先生の映画公式HPはこちら