こんにちは、ぬぴです🍀
今回紹介するのは実話を元にして制作された胸が痛すぎる韓国映画２作品。

『トガ二 幼き瞳の告発』『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』

まずは『トガ二 幼き瞳の告発』から紹介させて頂きます。

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『あらすじ』
2000年から約6年にわたって韓国の聴覚障害者学校で起きていた教員らによる生徒への性的虐待というおぞましい出来事を基に映画化したサスペンス・ドラマ。 
ひとりの教員の目を通し、悲惨な事件の一部始終が描かれ、また、後半では法廷での行き詰まる物語が繰り広げられる。
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今作では生徒に対する暴行を行った教員らに対する判決があまりにも軽かったことや社会の関心の低さ、実刑を逃れた関係者がそのまま学校に復帰したことを描いています。
この事件を書いた原作を主演の『コン・ユ』さんは兵役中に読み自ら映画化して出演をしたいと申し出たそうです。
そして正式に映画化が決定し公開後はとても大きな反響を呼び、韓国国内で関係者に対する非難の声や再捜査を求める声、同様の事件に対する厳罰を求める声が多く上がりました。
映画の影響を受けて、韓国政府は障害者の女性への虐待に対する罰則の厳罰化や、障害者や13歳未満への虐待に対する公訴時効の撤廃を定めた『トガニ法』を制定しました。
この事件の映画化、そしてトガ二法が出来たことによってこの事件を知らなかった若い世代の方にも多くこの事実が知られるきっかけとなりました。
（wikipediaの情報と私が実際に韓国に住む友人から聞いた情報を元に書いています）

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私はこの『トガ二 幼き瞳の告発』を韓国にいる友人から勧められ観ました。

詳しい事件を調べるまでこんな酷い事件が実話だとは信じられず・・
本当に胸が痛み、本編を観ながら何度涙を流したか分からないほどです。
決して『面白い』と表現出来ない映画ですが、この事件を多くの人に知ってほしい。
観て損はない映画だと私は思っています。

被害者、そして被害者の家族がどれだけ苦しみ悲しんできたか。
それを考えるだけで涙が止まらなくなります。
こんなことあっちゃいけない・・。起きてはいけない。
この映画がきっかけで法律も変わり、より強化され、学校は閉鎖。
主演のコン・ユさんは原作者の元に直接会いに行き、映画化をしたいと言ったそうですが、その行動がなければトガ二法が出来ることも再捜査されることもなかったってことがまた悲しい事実です。

是非一度、観てほしい映画です。

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次に紹介するのはこちら。
『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』

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『あらすじ』
17歳の少女は中学生の時に集団暴行を受けたことで転校を余儀無くされる。
新しい学校になじめずにいた中、彼女は美しい歌声を同級生たちに聞かれそれがきっかけで皆と仲良くなる。
そしてようやく希望を取り戻し始める彼女だが、過去の影に追い詰められていく。
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この映画も内容がもう本当に胸が痛くなるんですが、実は映画の内容も壮絶なのに実際の事件はそれ以上に壮絶なんです。
たった一人の少女に対して集団暴行をした加害者は一人も刑事罰を受けることがなく「韓国社会における女性の人権意識の程度を象徴する事件」とされています。

私はこの映画、泣きすぎて涙で画面が見えず・・
何度か巻き戻しをしてやっと全編観れたというくらい胸が痛くて悲しい物語でした。
これが実話だなんて信じたくないくらいです。
今作も先ほど紹介したトガ二と同じく「面白い」という表現は出来ませんが、私は映画として、そして実際にこのような事件があったのだと知る機会として是非一度観てほしいと思います。

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最後まで読んで頂きありがとうございました！