私の好きな映画

さぁネタバレなしで、観た人にも、観てない人にも納得のいくレビューを書きたい。

 ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロさんの原作。

 

今年一番「難解」にして一番「レビューがおもしろい」映画だ。

まさかのミステリー。

そして三浦友和さんが「パーフェクトデイズ」に匹敵する爆発力で名演技をするシーンがあります。

 

さぁ、途中映画の看板で「生きる」（黒澤明監督）と「お茶漬けの味」（小津安二郎監督）があるところから

家族愛へのオマージュと

『命短し恋せよ乙女』（生きるで重要なモチーフである歌）が滲む、という考察してみました。

 

そんなちょっと玄人向けな映画な気がする。

これは劇場で観終わった瞬間、もうエンドロールが流れている時に

話したくなるようなミステリーだ。（他のお客さんはそうしてました(^▽^;)

 

私もすぐにレビューを見たら

もうガリレオの福山雅治のように

バーーーっと考察が書かれているので、

1日くらい考えてから観ても良かった。

 

いや、待てよ、あれとあれは？・・・。と

考えるほど、ちょっと怖くなる。

 

私、いま個人的に戦争を終わらせる言葉を探す旅をするつもりで

映画をみているので

ちょうど長崎の戦争体験が関わるこの映画には注目していた。

 

差別や偏見、希望の側にあった絶望、

過去と時代の夜明け、

いくらでも語りつくせぬテーマが内包されている。

 

粋な計らいとして

映画の登場人物「ニキ」のカセットテープがホームページで聴ける、というのが

おもしろい。

１９８０年代っぽい洋楽に包まれながら今、こうしてタイピングしている。

映画体験というのは実に多様でおもしろい。

 

と、いうことで個人的には三浦友和さんに注目。

二階堂ふみさんの持つ世界観と広瀬すずさんの目力が難解な深奥へと直結します。

 

人物や深い原作背景などはシネマニスト「かこ」さんのレビューへ。

↓

https://community.discas.net/announcements/wytmzi3rt7fugzkh

 

 

ということで、YouTubeレビューも楽しみにしていてください

ダメ沢直樹でした

https://www.youtube.com/c/welldoney

 

 

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