こんなに観て‼見て欲しい！！、という異質な映画は少ない。

２０２４年の邦画（アニメは除く）ナンバー１か！？という感想。

「ディア・ファミリー」と「ブルーピリオド」が続いてました。

 

お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔を密着したドキュメンタリー映画

すごいところに密着している。

 

コメディアンがアメリカに渡り、挫折しかけて覚醒し、

今度はコロナショックに見舞われる。

 

政治をネタにし、

最後にネタにしたのは自分と家族だった

 

そのあまりに最高の瞬間を捉えた衝撃の映像

 

そして広がった世界が、自分独りの宇宙に閉じて、閉塞感から

満員の渋谷公会堂に展開する映画の広がりがとにかく素晴らしい

 

「星はどんなときにみられるだろう」

「悲劇の中で喜劇は見つかる」

 

僕は「えんとつ町のプペル」の西野亮廣好きなので、

どうしても「星」というと西野さんを思い浮かべてしまうが（芸人だというのもあり）

どうしてもチャレンジャーとしての共通項をみつけてしまう。

 

いやー、これはあまりにドキュメンタリーとして

奇跡的な舞台装置となっている

 

究極のコメディ映画がここにある。

 

YouTubeに映画にも出てくる舞台のロングダイジェストがあり、

それもまた素晴らしい・・・

「ユーモアを交えないと喧嘩になる」（お客さんの感想）

ネタを見た観客が、論客として拓かれていく様が「アジテーター」としての

村本さんを映している。

 

チャーミングな部分も、鼻につく部分も、

どうしようもなく小さな部分も、それを引っ張り上げる世界と並行して

存在している。

「アイ・アム・ア・コメディアン」もうその言葉しか当てはまらない。

 

私は影響を受けざるを得ない

そんな血を沸かしてくる男です。

東京田端のミニシアター「シネマ・チュプキ・タバタ」上映では

私、村本大輔さんの英語部分の音声ガイドをさせてもらいました

恥ずかしい出来ですがよかったらよろしくお願いいたします。

チュプキの上映は９月１６日から（初日監督の登壇あり）

小さい劇場なので予約がオススメ。

 

田端の半沢直樹こと、ダメ沢直樹が書きました。
YouTubeで映画感想など熱弁してます

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