BON VOYAGE!! 船で旅に出たくなる映画5選
こんにちは!
そぜです。
『映画×旅』をキーワードに
国内・海外問わずテーマを決めて世界中の世界遺産と映画ロケ地を巡るのをライフワークにしています。
趣味が高じて取得した映画検定2級と世界遺産検定1級を最大限活用して
正しく客観的な知識と超主観的な感想を掛け合わつつ、
分かりやすく紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!
みなさんは旅行に行く時、どの交通手段を使って計画を立てますか?
国内だと車や自転車、徒歩やヒッチハイク等、
遠方や海外では飛行機がまず第一候補に挙がるかと思います。
一方もう一つの移動手段”船”は以外と挙がってきません。
理由としては
1.移動に時間がかかる。
2.移動ポイントが限られる。
3.天候(特に風)に左右されやすい。
4.万が一事故が起こった場合の生還率低い
5.コロナを受けての悪印象(コロナ発生が日本寄港中の豪華客船でしたね)。
かなあと思います。
旅行を”目的地での活動”をメインに考えている方は極力移動手段を短くしたいと考えているので移動そのものに価値を置いていない人は船は移動手段としては最下位相当になるかと思います。
一方で、クルーズ旅行や観光としてのアイランドホッピング、愛車と共にフェリーに乗り込む
といった乗船自体に唯一無二の価値を見出す人たちもいます。
かくいう旅行好きな我が家も船旅には余り興味を示していませんでしたが
改めて色々見ていくうちにすっかり虜になり、今年の年末年始は海の上で年を越すことに決め、毎日諸先輩方やツアー会社に質問や話を聴きつつ、徐々にワクワクしています(先日豪語していたエジプトピラミッド前のカウントダウンは昨今の近隣国情勢悪化につき泣く泣く断念しました。。)
そんな船旅という選択肢の決断を後押ししてくれた映画があるのも事実です。
今回は思わず船に乗って旅に出たくなる珠玉の映画を5つ紹介します!
1.海の上のピアニスト:The Legend of 1900
- 製作年:1998年
- 製作国:アメリカ、イタリア
- 上映時間:125分
【あらすじ】
豪華客船で生まれ、天才的なピアノの才能を持ちながら、生涯一度も客船から降りることがなかった伝説の男”ナインティーンハンドレッド1900”の半生を描く。
【みどころ】
生まれてから死ぬまで船の上にいた音楽家の物語。作品全体が極上コンサート。
「ニューシネマパラダイス」
のジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品で
構成・音楽・ストーリー全てが素晴らしいイタリア映画。
もう10回以上は観てるが未だに飽きない。最後のシーンは心打たれます。
あのタラップを降りるシーンは未知の世界への畏怖と葛藤がうまく表現されており大好きなシーン。
作品を通じて流れる音楽も全て心地良く、サントラとしても最高峰。
あと今回の邦題のセンスは素晴らしいと思いました。
初見意味不明な原題”The Legend of 1900"に美味く意図を汲み取り意味を持たせたのはお見事。
観た後に改めて邦題の秀逸さを再認識すると思います。
この映画を観直して、クルーズ船旅行に興味を持ち、最後の後押ししてくれました。
まだ観てない人は心からお勧めします。隠れた名作です。
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2.パイレーツオブカリビアン 呪われた海賊たち:
Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl
- 製作年:2003年
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:143分
【あらすじ】
海賊たちが大海原を荒らしまわっていた17世紀のカリブ海の港町ポートロイヤルが舞台。美しい総督の娘エリザベスはかつて海上で助けた少年ウィルが身につけていた黄金のメダルを手に入れ、今も密かに保管していた。そんなある日、突然ブラックパール号に乗ったキャプテン・バルボッサ率いる冷酷な海賊たちが町に現われ、エリザベスがさらわれてしまう。海賊の目的は、彼女がその時身につけていた例のメダルだった。一方、鍛冶屋で働く逞しい若者へと成長したウィルは、幽閉されていた元ブラックパール号船長で一匹狼の海賊ジャック・スパロウと手を組み、エリザベスの救出に向かっていくが。
【みどころ】
みんな大好き「カリブの海賊」を映像化。
しかもキャストはジョニーデップ、オーランドブルームにキーラナイトレイとゴージャスな布陣。
更にテンション搔き立てるテーマ曲に最先端CGが加わり、
当時映画館で観た時は心から
「海賊王に俺はなる!!」
と思った次第。
ああ、海賊ってカッコいいな。
船上を城とするのも悪くないなと普通に思ってしまう位魅力的なシーン満載です。
本シリーズは全5作ですがやはりオリジナルの本作がダントツのクオリティ。
まずは本作を観てとっとと大海原へ出る計画を立てましょう。
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3.ワンピース:ONE PIECE
- 製作年:2023年
- 製作国:アメリカ
- 全8話
【あらすじ】
伝説の海賊王ゴール・D・ロジャーの遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた大海賊時代。偉大なる海賊・赤髪のシャンクスに憧れる少年ルフィは、シャンクスと海での再会を約束する。それから数年後、成長したルフィは揺るがぬ夢を抱えたまま、海賊王を目指して大いなる旅に出る。予測不能な冒険の中で、ルフィはゾロ、ナミ、ウソップ、サンジら信頼できる仲間たちと出会い、ひとつなぎの大秘宝を求めて大海原へ繰り出す。
【みどころ】
はい、国民的漫画をハリウッド実写化です。
大成功だね。上手く仕上げてきたと思います。
海賊王ゴールドロジャーの新海賊時代宣言から幕を開け、
魚人海賊団編からのルフィに懸賞金が付くまでがシーズン1の舞台。
全体通して忠実でイメージも違和感無し。
映像技術も十分悪魔の実の能力を表現できることがわかった。
ゴムゴムの能力は映像化映えるねー👒
海外でも好評だったようで、早速シーズン続編製作決定!
今後どんなペースで進んでいくか分からないけど
とりあえずアラバスタ編からその後ぶっ飛ばして頂上戦争編まで行ってほしい。
あと音声日本語にしたらアニメと同じになるね。
これはアニメ→海外実写化のメリット。
とりあえず連休船乗って忘れかけた何かを探しに行く?
4.モアナと伝説の海:Moana
- 製作年:2017年
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:107分
【あらすじ】
数々の伝説が残る南太平洋の大きな島で育ったモアナは、幼い頃に海と“ある出会い”をしたことから、海に選ばれる。そして16歳になったとき、運命に導かれるように“禁じられた”海へ旅立つがそこで出会ったものとは。
【みどころ】
海に選ばれた少女モアナは、16歳になったとき、禁じられた海へ旅立つがその先で数々の試練が。
一言で言えば”ディズニー版もののけ姫”
やたらバケモノ出てくるがいずれも海や自然が護ってくれ、立ち向かって行く。
テーマは”自然との共生”
ストーリーも面白かったが何より映像がすごい。
水のプルプルした感じとか透明感とか魅入ってしまう。
それに歌もふんだんに盛り込まれて、ミュージカル映画としても楽しめる。
最後のラスボスはまさに巨人兵かペプシCMの鬼か、式神か。
超リアルで無双ぶりがすごい。
そして最後の展開もジーンときた。
ディズニー作品の中ではインパクトは中くらいだが、繰り返し見るたびにじわじわくる感じ。
今ではディズニーの中で一番サントラが好きな作品に。
海の表現がとにかくきれいなので船ではなくより距離が近いいかだで旅に出たくなる作品。
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5.ツーリスト:Tourist
- 製作年:2011年
- 製作国:アメリカ、フランス
- 上映時間:113分
【あらすじ】
パリからヴェネチアへ向かう列車で、エリーズという謎めいた美女と出会った旅行客の数学教師フランク。彼女と共にヴェネチアの高級ホテルに宿泊するが、それが原因でフランクは国際的指名手配犯と勘違いされ、警察やマフィアに追いまわされるストーリー。
【みどころ】
正直、本作は船というよりは舞台ロケ地の勝利。
舞台は水の都ヴェネツィアで、すべてが映えざるを得ないずるいロケ地。
移動手段は勿論ボート。
ホテルにもボートでチェックインするって。
特に彼らが泊まった「ホテル・ダニエリ」の豪華絢爛さよ。
このホテルは14世紀の宮殿を改装して使っており、実際行った時はビビり倒してたのはいい思い出。
少し船で旅をするのとは外れるが、旅行の移動手段としてボートを使いこなしているエリーズの圧倒的カッコよさに惹かれてしまう。
いつかはヴェネツィアでボートを運転しながら街巡りをしてみたい。
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いかがだったでしょうか。
地球全体の約7割を占める海。
昔はこの海を通して世界が広がっていったが、
今は時間優先で海より空で省略されるケースが多いのも事実。
私も最近は飛行機移動ばかりですが、時間に余裕があった学生時代は
北海道への実家まで日本海や太平洋フェリーで1日以上かけて移動し
船上では大海原を眺めながら物思いに耽ったり、
トラックの運ちゃんと麻雀したり酒を酌み交わしたりしていました。
そんな時間の”速度”を緩めるべく、今だからこそ改めて船を使って旅をしようと思います。
是非連休には島国国家日本にとって一番身近な”船”に乗ることを
目的として旅行計画を立ててみませんか。
海の旅行をする人たちにかける言葉が最高に好きなので
その言葉で締めたいと思います。
BON VOYAGE (良い船旅を)!!!
【番外編】
ちなみに、絶対に船で旅をしたくなくなる映画5選も置いておきます笑。
1.タイタニック
2.キャプテンフィリップス
3.ノーウェア 漂流
4.パーフェクトストーム
5.1899
@keizy_soze でInstagramやっています。
年平均300本ペース
生涯6,000本観ている中から
毎日作品レビュー
毎週テーマ別で珠玉の映画を紹介しています
Instagram以前のレビューは1000本以上Filmarksで投稿しています。
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