Netflixオリジナル「極悪女王」全話・イベント鑑賞を終えて
Netflix様の試写会にご招待いただき、
鑑賞してまいりました。
70~80年代のプロレス旋風の中を生き抜いた彼女たちの、熱い熱い表舞台とその舞台裏。
それらを余すところなく映し出した本作。
正直プロレスに関しては、好きでしたがにわか程度のファンで、
配信サイトでたまに試合を見たり、有名選手をチラホラ知っている程度でした。
ダンプ松本という名前は知っていて、いかなヒールだったかは知っていました、
知っているつもりでした。
この作品は、ただの「松本香」だった女性が、いかにして「ダンプ松本」になりえたかという
半自伝的ストーリーながら、それと同時に当時のプロレス界の表と裏を余すことなく描いた、
濃密でリアルな至極の作品です。
全話鑑賞した感想としては・・もうこれ以上ないくらい最高だった!
国産Netflixオリジナルの頂点に君臨するかもしれない逸品!
兎にも角にも作品通しての熱量が凄まじく、そしてリアル。
キャストの演技力の凄みと、本当の意味での体当たり演技とはこういうことかと思い知らされた。
最近だと某ノワールものの国産オリジナルドラマも素晴らしい出来でした。
しかし、個人的にはこの作品が更に越えてきたなという思いです。
それほどまでに完成度と、何度も言いますが熱量がとんでもない。
生まれも境遇も、目指すものも自分と何一つ共通点などないのに、
どうして彼女たちにこれほどまでに感情移入してしまうのか。
やはり演者はもちろん、脚本や美術さん、そして総監督白石和彌さんの力なのでしょう。
先日、極悪プロレスのイベントを拝見いたしました。
現地参戦は叶いませんでしたが、配信にて観戦。
試合も楽しく拝見しました、そしてその後のトークショーで白石監督が
「死ぬ前に観る作品はこれだと思います」とおっしゃいました。
僕は白石監督の撮る作品が大好きで、「孤狼の血」や「凶悪」など数々鑑賞させていただきました。
上記の作品以外にも数々の素晴らしい作品を撮っておられます。
そんな白石監督が死ぬ前に観ると言うくらいなのです。
「皆さんの人生の一部をいただいて..」というお話もありました。
でも作品を見た上でイベントを視聴して、この言葉を聞くと分かるんです。
あぁそうなんだと、監督の人生を代表する一本になったんだなぁと伝わりました。
長々と書いてしまいましたが、とにかく素晴らしく手放しで褒めるとはこのことな作品ですので
Netflixに加入されてる方は是非見ていただきたい。
Netflixオリジナル作品は度々ヒットを生み出しますが、
その中でもダントツで面白いと言える作品になっています。
プロレスのことがわからなくても全く問題ありません、
是非この機会に80年代の風と彼女らの熱にあてられてみませんか?
Netflixオリジナル「極悪女王」は9/19(木)独占配信開始です!
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投稿を表示熱量、熱狂が今の時代に求められるキーワードな気がしました☺️ゆりやんも本当ハマり役でしたね!!
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