私の好きな映画

【宝島】あのワンシーンだけで応援したくなる

劇場に掲げられた大型ポスターに

妻夫木聡さんの熱量ある言葉が書きなぐられているのをみて

絶対観ますよ! とチェンソーマンを観た帰りに思って、同日の夜、みた。

(半年近く前から妻夫木さんが全国を周っていたらしい)

ららぽーと船橋「TOHOシネマズ」に寄せられたサインにビックリヾ(゚д゚ll)

 

25億円かけて、、、や賛否両論ノイズを入れすぎたが、

あの予告の

「なんくるないじゃすまんどーー!!!!」

のシーンがとにかくすごい。

あのワンシーンの紹介や使いまわしでマネタイズできるんじゃないか、というくらいすごい。

 

そして、

漫才コンビ「とろサーモン」の村田(ツッコミ)さんがうますぎてハマりすぎて、

エンドロールまで、

似ているけど絶対別人だと思っていた。

 

窪田正孝さんの殺気も、

妻夫木聡さんの演技も素晴らしい。

広瀬すずさんも、瑛太さんも光っている。

 

 

歴史系のものにどれくらい触れているかで感じ方が大きく左右する。

かといって入門にしては敷居が高く、

沖縄方言も激しいので、

臨場感と熱量がメインに伝わる。

 

今という時代が

世界で戦争が起きている最中で

沖縄基地問題がまったく別のフェイズを迎えるかもしれない、

さらに中国で作られた抗日映画のことまで考えると

妙に自分の立ち位置、アプローチの正しさが不安定にさえ思える。

 

だからこそ

日本人みんなに観て欲しい作品、

と大きな声があがってるのだ。

 

 

 

あとは部分的な好き嫌いは分かれるとして、

3時間を超えてくるのもネックだろう。(3時間だ、やったー! という人はいないだろうから。)

映画数本分のメッセージや心理変化も

劇的すぎるというくらい劇的である。

 

ストーリー詳細などは↓シネマニスト「Yuji Abe(あべ ゆうじ)」さんに譲るとして

https://community.discas.net/announcements/l9v7wzap0uw1r2rj

 

 

ここからネタバレあり。

 

 

そう、劇的すぎるので

史実としてリアルに重きを置きすぎると

ちょっとカッコよすぎる。

だからサラッとテンポよく行くか、もうバッサリ説明はカットしてよかったと思う。

窪田正孝さんの狂気が凄まじいだけに、

何度もクライマックスを迎えさせて転向させるのはもったいない。

 

銃を親友に突き付けて

「走れ、振り向いたら撃つど!」

からの走った瞬間に振り返って暴挙を止める妻夫木さんなんて最高すぎる。

 

コザの暴動シーンで

オンちゃん(瑛太)が走り出すシーンの劇的さ、など

あげたらキリがない、、、ということで

やっぱりこの映画は後からジワジワ名シーンが染みてくる。

 

「首都を沖縄に持ってきて、、、

首相はヤマコ(広瀬すず)じゃ!」

とのたまうレイ(窪田正孝)は本当にヤマコを愛していたのだ、と思わせるシーンも

感情の波が怒涛すぎるのだ。

 

だから暴動を止めるために来ていた

グスク(妻夫木聡)がいつの間にか熱に打たれて感化され、

BARから出てきた女たちもみな、

踊らされる。というのを一気に描いている。

 

この映画の怒涛の熱量からすれば、和製なレ・ミゼラブルのようになってもおかしくなく、

演劇でもやれるシナリオだ。そう考えると3時間も長くない。

 

大きな挑戦だったことと、

虐げられたものたちの熱量がいつまでも映画史に響き続ける映画であってほしい。

 

戦時中に軍部がいろんなものを見捨てた件があるけれど、

日本もどこかで見捨ててきた歴史があるのではないだろうか。

そうでなければ、これほど僕たちが知らないわけがない。

 

応援したくなる、そんな映画だ。

 

 ということで、YouTubeレビューも楽しみにしていてください

ダメ沢直樹でした

https://www.youtube.com/c/welldoney

 

 

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