ストーリー

「オズの魔法使い」（1939年）のサウンドトラックは、ヴィクター・フレミング監督のファンタジー・ミュージカル映画を彩るハロルド・アーレンとE.Y.ハーバーグによる不朽の名曲とハーバート・ストサートのスコアが特徴。ジュディ・ガーランド演じるドロシーの冒険を、「Over the Rainbow」が希望と夢に満ちたメロディで象徴し、アカデミー歌曲賞を受賞。「Follow the Yellow Brick Road」「If I Only Had a Brain」「We're Off to See the Wizard」など、キャッチーで心温まる楽曲がオズの魔法の世界を彩る。ストサートのオーケストラは、カンザスの現実からオズの幻想的な風景までを軽快かつ劇的に演出。全体として、映画の冒険心と感動を音で体現した名盤で、単体でもクラシックなミュージカルとして楽しめる。時代を超えて愛される、ファンタジーと音楽の金字塔。