秋の夜長にお勧めしたい『秋映画』5選
こんにちは!
そぜシネマです。
『今日何観よう?』のお手伝いができるように
お茶の間や映画館からつながる良質映画を厳選紹介しています。
雨が続きそうな三連休ですね。
こんな時こそおうち映画!
いっそ屋内デートで映画館に行く【外こもり】もいいですね。
2025年も残すところ後2か月。
色々年末も見えてきてソワソワしてくる11月ですが、そんな中秋の夜長にぴったりの自信をもってお勧めできる【秋映画】を紹介します!
1.遠い空の向こうに October sky
製作年 :2000年
製作国 :アメリカ
上映時間:108分
監督:ジョー・ジョンストン
キャスト: ジェイク・ギレンホール クリス・クーパー
あらすじとおすすめポイント
ウェストバージニア州の炭鉱で育ったホーマーヒッカムが数々の試練を受けながらも信念を貫き、ロケットエンジニアの夢を実現する実話。
彼の功績は現在のアメリカの教科書にも載せられているそう。
『あきらめなければ夢は叶う』
系の最高峰映画だと思ってます。
現に私はこの映画を観て航空宇宙業界に惹かれ今の会社に就職。
かねてより希望していた航空産業都市シアトル駐在の夢を叶えることが出来ました。
そんな自分の人生を変えた名作にはいくつか面白いトリビアがあります。
ここではその中でも一つ有名なものをご紹介します!
その他についてはインスタにて投稿していますのでそちらも合わせてご覧ください♪
2.ノベンバー November
製作年 :2017年
製作国 :エストニア
上映時間:115分
監督 :ライナル・サルネ
キャスト:レア・レスト
あらすじとおすすめポイント
【観るエストニア芸術、全シーンに魅せられる】
11月1日「死者の日」を迎えるエストニアの田舎村の物語。
『遠い空の向こうに』がオクトーバーなら本作は『11月』に観て欲しい作品です。
観てそうそう何か違和感が。開始5分で目にしている日常の映像に違和感を感じるだろう。
”クラット”と呼ばれる悪魔が牛を引き、村人と同居している世界。
【家族で食事をし、サウナに入る】。
ごく日常の生活に精霊、悪魔、魔女が溶け込む古き北欧の世界観を美しすぎる映像と惹き込まれる音楽で芸術作品に仕上げている。
ライナル・サルネ監督。恐るべし。本作の次に噂のエストニア映画『エストニアの聖なるカンフーマスター』を撮ったとは思えない180度異なる映像ギャップにも萌え。
一気にエストニア文学に魅せられた。ストーリーも秀逸です。
全編モノクロームで進みますが本当に美しい。
ため息でるカットを載せておきます。
ちなみに我が家には今17歳のエストニア人留学生がいます。
夏にホストファミリーとして迎え入れ、日本での留学体験を家族の一員としてサポートしています。
一番好きな映画は『風の谷のナウシカ』で日本のマンガやアニメもほぼリアルタイムで読んでいます。そんな映画好きな彼女に本作と上述したカンフーマスターを知っているか聞いたら
『シラナイ』
と一蹴されました。
改めて日本のアニメマンガカルチャーの影響力に驚かされます。
3.フォレスト・ガンプ/一期一会 Forrest Gump
製作年:1995年
製作国:アメリカ
上映時間:142分
監督:ロバート・ゼメキス
あらすじとおすすめポイント
母子家庭で育ったフォレスト・ガンプは、知能指数は人に劣るものの、並外れた足の速さと誠実な人柄の持ち主。激動の時代の中、その俊足と優しさで周囲の人たちを助け、また自身も助けられながら、彼は波乱に富んだ人生を駆け抜けていく。
【みどころ】
花の当たり年1995年アカデミー賞で主要6部門を穫った名作中の名作。
「人生はチョコレートの箱のようだ。開けてみるまでわからない」
があまりにも有名ですね^^
この作品は小説から入りました。
本当に面白くて読んだ後、すぐ二回目に突入したのを覚えてます。
そして学校で是非読んでもらいたい本としてみんなに回覧してたくらいハマってましたね笑
今改めて観るとアメリカの歴史、偉大な人物やスポットが良く分かって
アメリカ人はこの映画大好きだろうなあとしみじみ。
フォレストの英語も実に分かりやすくて最高の英語教材だと思います。
私はこれを何回も観て英語と人生を学んでいます。
ちょっと言い方が適切ではないかもしれませんが
個人的に少し健常者ではない主人公の作品が好きなんです。
感情がダイレクトに伝わってくるし、
そういう難しい役をする俳優は本当に素晴らしい演技をするんですよね。
フォレストガンプで言えばトムハンクスがはまりすぎてました。
同じ切り口の感動作でいえば
「しあわせの隠れ場所」
「スリングブレイド」
「アイアムサム」
「ぼくはラジオ」も大好きな作品です。
また、最後に登場するフォレストガンプJr.
これがハーレイ・ジョエル・オスメントのデビュー作で
この好評価を経てあのシックスセンスに続きます
(ガンプとの会話。名子役のオーラぷんぷん出ていましたよね)
これもトリビア満載の作品なので近々まとめて紹介しますね。
4.きみに読む物語 THE NOTEBOOK
- 製作年:2004年
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:123分
あらすじとおすすめポイント
とある療養施設に独り暮らす初老の女性。彼女は若かりし情熱の日々の想い出を全て失っていた。そんな彼女のもとへデュークと名乗る初老の男が定期的に通い、ある物語を読み聞かせている。それは古き良き時代、1940年アメリカ南部の夏の恋物語だった。
【みどころ】
万人におすすめできる名作。途中で物語の構成やオチは勘づく様になっててそれゆえに最後のシーンは誰も想像出来ない作りに仕上げたのは見事。
若きレイチェルマクアダムズとライアンゴズリングが全力でイチャイチャしまくるのが逆に清々しい。
撮影後実際に付き合ったのもこの作品の彼らの演技を観れば納得。
丁度時期も秋の香りが。
彼らの抑えきれない大恋愛を観て号泣するのはいかがでしょうか。
5.ビフォア・サンセット
- 製作年:2005年
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:81分
- 監督:リチャード・リンクレイター
イーサンホークとジュリー・デルピーが実際の時と同じ流れで
ふたりが出会ってから今までの18年にもおよぶ壮大なる愛の物語。
『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』
『ビフォア・サンセット』
『ビフォア・ミッドナイト』
通称ビフォア三部作のうち今回は二作目にあたります。
舞台はウィーンからパリへ。
前作で別れ際に6ヶ月後の再会を約束してから9年後。あの時の出会いの一日を小説にして成功したジェシーがパリの本屋(シェークスピアアンドカンパニー)で講演会をしていると突然現れるセリーヌ。
そこから過去のブランクを埋めるかのように怒涛の会話ラッシュ。
二人が大人になった姿も確認し合いながらのパリ観光は微笑ましい。
そしてフライト間際に立ち寄ったセリーヌの家。最後の余韻がいいよね。
ここで終わるかーみたいな。
三部作では一番好きです。
実際に巡ったロケ地写真はこちらです。
レンタルはこちら
いかがだったでしょうか。
秋は色々新しいことをやりたくなり、
今まで貯めていたタスクや目標を観直し、挽回する時期の方も多いかと思いますが
そんな時は合間や夜長に大切な人と今回ご紹介した映画を観て
頑張った自分へのリフレッシュや翌日へのモチベーションアップにつなげていただけたら嬉しいです。
ここまで長文を読んでいただきありがとうございました!