k.a
2025/08/02 22:31
ハート・オブ・ウーマン / サントラ 洋画オリジナル
「ハート・オブ・ウーマン」(原題:Heart and Souls、1993年)のサウンドトラックは、ロン・アンダーウッド監督のファンタジー・コメディ映画を彩るマーク・シャイマンのスコアと、選曲によるソウルやポップの楽曲が特徴。ロバート・ダウニー・Jr演じるトーマスが、4人の幽霊(チャールズ・グロディン、アルフレ・ウッダード、キーラ・セジウィック、トム・サイズモア)に取り憑かれ、彼らの未完の願いを叶える物語を、シャイマンの軽快で心温まるオーケストラが演出。「Main Title」や「Thomas’ Theme」は、ピアノと弦楽でノスタルジーとユーモアを表現。B.B.キングの「The Thrill Is Gone」、エラ・フィッツジェラルドの「My Heart Belongs to Daddy」、ウィルソン・ピケットの「In the Midnight Hour」など、50~60年代のソウルとジャズが、1959年のサンフランシスコを背景に幽霊たちの時代感を強調。全体として、映画のユーモラスで感動的なトーンを音で体現した名盤で、単体でもレトロな音楽の魅力が楽しめる。コメディやソウル音楽のファンに最適な一枚。
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