【コナン映画史上最高傑作?】人により号泣?衝撃のアレ出ます【後半ネタバレあり】
コナン映画史上最高傑作!
と私は思った。と、同時に、人によって評価が大きく変わるようにも思える
コナン映画の中では特殊な回。
犯人じゃないほうの半沢さん『ダメ沢直樹』です。

なぜならまず
『毛利小五郎が眠らない』
つまり超絶シリアスにして、
ほとんど原作でも出てこない
大和勘助がメインで出てくる点。
逆に言うと、コナンに詳しくない映画好きにもオススメできる。
(コナンに詳しい人でも情報がないので)
予習動画を二つくらいYouTubeで観ておいた方が良い、という点も
人によってついていけないかもしれない点が要注意。
(なじみのないキャラが過去を引きずりながら何人も出てくるので)
さぁ、ネタバレなしで言えることは少ない。

結論から言えば、
超泣いた。いや、もっと泣けたんじゃないかというくらい泣いた。
これは、観た人と語りたい。

先日、金曜ロードショーで放送された昨年の
「100万ドルの五稜郭(みちしるべ)」も大盛り上がりで
ニコニコ生放送のコメントが記録的にすごかった。
みんな楽しみながらツッコんだり、驚いたり、
キャラクターの恋愛を応援したり・・・
まさにそれと真逆の今作に見えた。
ちょうど今、長野県警の「風林火山事件」59巻を読んだんだけれど、
情報はほとんど更新されなかった。
いや、逆に、予習動画で、想いを推しはかるくらいでちょうどよい気さえする。
「あれ知らないとわかんないんだよねー」という要素がほぼない。
かつて大和勘助が『雪崩と事件に巻き込まれた』
部下の『上原由衣』が勘助は死んだと思い込み、
甲斐玄人(かい くろと)巡査部長の事件との関連と真相を突き止めるためだけに
『虎田家の嫁になった過去』(事件は解決し、未亡人として上原性に戻る)
予備知識で重要なのはここまで
あとは所轄の(コウメイ)こと諸伏高明(もろふし たかあき)
の弟が、黒の組織に安室さんのように潜入していて
殺された過去、なども入れておくと、広がりがある。
隻眼のキャラクター数名の絡みや
公安を取り巻く動き、なにが起きるか映画館で確かめたい。
さぁ、下からネタバレあり!(あまりクリティカルなネタバレはせずに観たくなるように)
ツッコまれるのを回避するようなリアルな展開に思えた。
なぜなら、今回コナンが負けまくる。
シューズが光ってさっかーボール蹴ったら無敵のコナン君。
いきなりOPに前に、負けるのだ。
いったい相手は何者だ!!?
から始まるフルスロットルな展開。
さらに途中、コナンがシュートを何本も失敗し、
これで、最後のチャンス!!!!
の時に、、、
まわりの優秀な大人たちがサポートする展開などリアルで熱い。
ミステリーのジレンマ、
同じトリックは使えない。
だから、今回「小五郎」が眠らない、という
ためにためた想いの蓄積が大きい。
なぜ、毛利小五郎は眠らないほど本気なのか。
そして映画のジレンマとして
映画一本で完結しないと原作だけで繋がらなくなる。
つまり、原作のキャラを大きく動かせない。
なので
「想いの蓄積」を推しはかるしかない。
これが観る人で評価が大きく変わる要因。
親友のために、小五郎は立ち上がり、
銃を手にしたとき、
「お前が撃ったことにしろよ」
とつまり元刑事とはいえ民間人が銃を持つことを
ツッコまれないような配慮がされている。
なるほどーと思った。
(ここが異色な点)
さらに
あれ? この場面こうなの?・・・・とちょっとだけ演出不足に思えるシーンが
ラストで怒涛の様に明かされる。
その怒涛が全部、人物の想いなので
人によっては号泣するし、、
え?の人もいるかもしれない。
映画が終わって明かりがつく直前に泣かされるって初めてだったので
涙を拭わないといけない(;^ω^)
少年探偵団の
元太と光彦の大活躍シーンがあり、
震えながら、犯人を騙す、という場面は、
蘭の空手が炸裂の感動もあり、
めちゃくちゃ成長と勇気がみられて泣けるシーンなのだ。
さぁ、ここからがさらに衝撃
なんと!
公安の中に別組織
「隠れ公安」というのがいるのだ!
これは・・・・「VIVANT」つまり「別班」だ!!
観終わってしばらく考えると全てつながる。
「犯人の犯沢さん」という連載があるくらい
半沢直樹を弄っているからにはVIVANTを知らないわけはあるまい。
公安がらみの作品を知らないはずはあるまい。
つまり、
「隠れ公安」=「別班」なのだ。
ネーミングをあえて違和感のある和風にしたのは
そうとうシークレットなんとか、とかなんとかブレットとか
言い尽くしている点と別班がそれだから、だろう。
いやー、世界が広がる。
いや、広げないと、映画が成立しないのを
今回、大成功させたといえる。
映画で初出のキャラクターでドラマを作るという難しいことを。
そう、だから
長年のコナンファンからすると
あのキャラクターがこうなる、という展開ではないから
好みが分かれそう。
電話越しに静かに大活躍した安室さん。
声が変わっているのは、ちょっと惜しい。
(安室さんってめったに出てこないからこそあの声が映えるので)
『赦す勇気』が
最後にテーマとして出てくるんだけれど、
ぜひ、復帰して映画一作やって欲しい。
(新しい声の賛否とかとはこれもう、別次元の話。YAIBAの過去作の鬼丸、映画での津田健次郎さん、新作ヤイバの細谷佳正さん
声のバトンタッチもフレキシブルな時代。変わていこう、人も時代も、価値観も、大切なものを守りながら。そうじゃないと僕たちがやっていること全部嘘になってしまう。大事なのは「あなたなりの意見を持ってほしい」ということ。)
敵を騙すにはまず味方から、、として
コナンたちは勘助の死を偽装するのだけれど、
真相をこっそり先に上原由衣にだけは明かしていた、と謎が解かれる
その理由が
『由衣さんをこれ以上悲しませたくない』
というコナンはここでついに
主役の活躍をする。
いやー、この渋い展開素晴らしすぎる。
と、いうことで公安や国に胎動する謎の部分が暗躍し始めた
今作、これは考察しがいがある。
次回作は絶対破天荒(^▽^;)・・・
あの女海賊ってなに?
声、沢城みゆきさんに聴こえたけど・・・・。
ダメ沢直樹でした。(浜田ブリトニーとコンビ「浅草ぱねえ」組みました)
⇧YouTubeで熱弁してます。
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