劇場版名探偵コナン GWの戦い

こんにちは。
子供の頃の楽しみは、家族でコナンの映画を観に行くことだったDomです。

毎年この時期に公開して数々の大作との死闘を繰り広げている人気シリーズが『劇場版名探偵コナン』です。

劇場版名探偵コナンとは…？

アニメシリーズのヒットを受けて、1997年に初めて劇場版として、『時計じかけの摩天楼』が公開されました。以後、毎年4月中旬に公開されており、今年4月に公開予定の『100万ドルの五稜星』で27作目です。(※コロナの影響で、2020年のみ公開なし)
また、毎年公開されているシリーズではめずらしく、昨年公開された『黒鉄の魚影』は興行収入100億を超える大ヒットを記録しました。

今回は、そんなコナンのゴールデンウィークの戦歴から、印象的に残るベスト3を紹介したいと思います。あくまでDomの個人的主観です。

第3位まさかの国内ライバル出現！

ゴールデンウィークには子供たちが大勢映画館に来ることから、コナン映画の人気は確固たるものでした。ロード・オブ・ザ・リングシリーズやナルニア国物語シリーズ、ピクサー作品などの海外での人気作に比べても、ゴールデンウィーク中はコナンの方が興行収入が高いのが通例でした。
しかし、2008年は違ったのです。
この年のコナン映画は『劇場版名探偵コナン戦慄の楽譜』

タイトルの通り、音楽がテーマの作品で、絶対音感なのに音痴なコナンくんが可愛い作品です。
公開初週、二週目と興行収入ランキングで首位を獲得し、ゴールデンウィークもそのまま首位をキープするのかと思われていたのですが、ここで思わぬ強敵が現れるのです。それが
『相棒劇場版絶体絶命！42.195km 東京ビッグシティマラソン』

人気TVドラマ・相棒の初めての劇場版です。これがまさかの普段映画館に来ない層の人まで足を運ぶ大人気！コナンとの熾烈なゴールデンウィークの首位争奪戦を勝ち抜き、コナンに土がつくこととなりました………。

第2位ディズニーの人気アニメが日本を席巻！

2014年。3月に公開されたディズニー映画がロングヒットしていました。
『アナと雪の女王』

（C）2013 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

公開から10年経った今でも色褪せず、ファンの多い作品ですよね。
9週に渡って首位の座を保ち、この勢いでゴールデンウィークも……！と盛り上がっていたところにアナ雪に取って代わって首位の座を奪ったのが
『劇場版名探偵コナン異次元の狙撃手』

コナンは強かった！
そして、今作は原作でも明かされていない謎が劇場で判明するめちゃくちゃ重要な作品。そりゃファンがこぞって観に行くわけです。
ただ、アナ雪も負けておらず、ゴールデンウィーク全体の興行収入はアナ雪、コナンの順位でした。

第1位あの世界的人気ヒーロー映画との対決！

2018年、全世界ではあの人気ヒーロー映画が4月末に公開されました。それが
『アベンジャーズインフィニティー・ウォー』

MARVELの人気ヒーローが一堂に会するアベンジャーズの集大成の作品です。
『アイアンマン』からスタートしたMCU10周年の記念すべき作品で、今まで登場してきたほぼ全てのヒーロー達が宿敵・サノスに立ち向かうお祭りのような、ファンへのご褒美のような作品です。
もちろん各国の映画館の動員数、興行収入、すべて1位を獲得していました。当然です。私も観て面白かったですし、ラストの衝撃は凄かった。すぐに映画館の席から立てませんでしたもんね。
しかし、そんな世界級の作品でも、日本では1位を獲得出来なかったのです……！
その理由が
『劇場版名探偵コナンゼロの執行人』

コナンの人気キャラクター・安室透がメインの映画の公開時期と一緒だったのが不幸でした。
アメリカのcomicbook.comという配信記事では、
「アジアの一箇所だけ、『アベンジャーズ』にはライバルがいた。それは、コナンという名のアニメ探偵だ」と述べており
「待って、アニメ映画の方が『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』より強いんですか」という記事まで出すほどでした。
しかも、公開はコナンの方が先で、公開館数はコナンの方がわずかとはいえ少ないのに、です。
ただ、転んだままでは終わらないのがアベンジャーズ。
「Whatever it takes! (何がなんでも)」
という掛け声で翌年も続編である
『アベンジャーズエンドゲーム』が上映されました。
『劇場版名探偵コナン紺青の拳』との共同の予告をぶら下げて！