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私の好きな映画

かこ
2023/08/25 18:06

【ネタバレ】『マイ・エレメント』愛と自分の可能性を信じて

ネタバレがあります
これから鑑賞予定の方はご注文ください。

 

 

Disney・Pixar

『マイ・エレメント』鑑賞致しました!

(c)2022 Disney/Pixar. AllRightsReserved.

 

愛の力は絶大で素晴らしい‼︎

老若男女、誰もが楽しめるストーリー。
難しいことは考えず
ありのままを感じて欲しい。

 

➖あらすじ✍️➖

火・水・土・風のエレメント達が住むエレメント・シティ。火の少女エンバーは街から出ずに父親の店を継ぐことを決めていた。ある日エンバーは、熱しやすい自分とは真逆の、水の青年ウェイドと出会う。ウェイドと出会い世界の広さを知ったエンバーは、自分の可能性について考え、まだ見ぬ世界への興味を募らせる。でも二人が住むエレメントシティには違うエレメントとは関われないという決まりがあった。

 


🎬 キャストと映像美


今回は日本語吹き替え版を鑑賞。
ウェイド役の玉森裕太さん
大袈裟ではなく、プロの声優さんと間違えるほどとても上手でビックリです‼︎

エンバー役の川口春奈さん
少しトーンの低い声がエンバーの性格とマッチしていて見事でした。
二人とも全く違和感なしです。

 

映像美も素晴らしい。
街全体に奥行きが感じられてカラフル、光と影のコントラストも綺麗で、それぞれのエレメントシティがPOPで可愛く描かれていました。

建築物が近未来的で個性豊かな形をしているのも良かった!すごく夢がある。そこに住むエレメント達も個性豊かでした。

(c)2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

🎬 エンバーとウェイドの性格


両者とも可愛くて、各々の特徴と質感がよく表現されていました。

それぞれの性格を深掘りすると……

エンバー🔥は我慢が苦手な女の子。

感情をうちに貯めて怒りが頂点に達すると、自分の炎であたり一面を一瞬にして燃やしてしまう。火が消えそうになったら燃えるものを食べて自分を再燃焼させます。

 

一方 のウェイド💧は穏やかな性格。

相手に気持ちを伝えるのが得意で褒め上手、そして涙もろい。水のある所ならどこからでも登場(または復活)したり、細い隙間も簡単に通り抜ける。エンバー家の熱々の木炭を食べて沸騰、蒸発しそうになります。

正反対なエレメントの様子がコミカルに描かれていてとても面白い‼︎
 


🎬 大切なメッセージ


面白くてワクワクする世界観ですが、きちんとしたメッセージ性もあります。これが深くてとても感動します。
エンバーは自分とは正反対のウェイドに出会い、新しい気付きと自分の内面の変化に驚く。

 

中でも一番の変化は、気持ちを伝えることの大切さを学んだこと、それと愛の存在と大きさを感じたこと。

 

前述のとおり瞬間湯沸器だったエンバー。
ウェイドはエンバーに可能性を感じ、デートに誘ったり、エンバーの知らない他の世界の素晴らしさを何気なく教える。エンバーはそんなウェイドに惹かれ、いつのまに心を許している自分に気付く。

(c)2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

小さな世界に留まることはこれ以上の成長を望めないこと、もっと広い世界で自分の可能性を信じてチャレンジしたいという本当の気持ちを、勇気を振り絞り両親に伝える。

そしてもちろんウェイドにも思いを伝える。

このシーンは本当に感動しました。

 

気持ちを伝える事はとても勇気のいる事で、でも伝えないより伝えたほうが後悔しないことも確か、仮に残念な結果に終わったとしても次に進める。あの時のエンバーの姿は応援したくなるし、誰もが自分と重ねるのでは?

 

それに自ら慣れ親しんだ世界を飛び出して、新しいことにチャレンジする勇気も立派。成功することは約束されていない。でもウェイドの愛と彼のウィットに富んだ性格ならエンバーも心強いと思った。

 

この一連のシーンも火と水の特徴を活かした演出で本当に素晴らしかった。

(c)2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

ウェイドが優しくエンバーを導き、大きな愛で包み込むところが最高に素敵。そして何よりエンバーが愛する人を得て、自分にも自信がついて周囲に優しくなれたこと、これが本当に良かった、愛は絶大だ〜‼︎

 

よく考えてみれば、火と水はお互いを消せる存在。そんな二人が愛し合い、人生をともにするなんて、無限の可能性を感じました!

 

その他、エンバーと両親、特に父親との関係の変化にも注目です。

 

好きな人がいたり、愛することを迷っている人、自分のやりたい事を言葉にできず悩んでいる人がいたら、この映画は背中を押してくれるかもしれません。

 

鑑賞する際は、ハンカチが必須アイテムです。

 

 

 

 

 

 

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