【鬼滅の刃無限城編】豪華パンフに書かれていることがすごい!ファンも覚醒!「日本最高の芸術」【後半ネタバレあり】
映画「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」公開
私は初日早朝の回を観てド派手に感動してきました、が・・・
豪華パンフレットを家に帰って開いてみて驚いたのが、
最初にチームがいかにこの作品を苦労して作り、挑んでいったかが詳細に書かれていることだ。
例えば、鉄扇を持って演技する動きをどうするか、を描くのに実際の小道具を模して作って触って共有したことや、40人の作画監督がキャラクターの動きの演技を統一させねばならない工夫など。
美術館のパンフレットの様に重厚なデザインも、
芸術品を手掛けているそれを想起させる。
【鬼滅の刃】に関わる全ての人へのリスペクトで満ちている。
ファンのレビューもとんでもないことになっている。
神レベル、日本最高、至高の領域、
同じ時代に生まれて劇場で見ることができる喜びをありがとう、
ともはや
産屋敷のお館様のような言葉が並んでいるのだ・・・
まるで鬼滅の刃のキャラクターのようにファンが覚醒している。
みんな、息はしてね(;'∀')長生きしてね。
無限城の3D描写にいかに全ての想像力が使わているか、
2000カットを超える劇中でカメラがぐるぐる回る3Dカットが680に及ぶというからすごい。
これがみんな、
目を離せなかった、という理由でもある。
初見の人も、ここを知ってみると、より目が離せなくなるだろう。
ちなみに4D上映(椅子が動き風が出るやつ)で観ると(おそらく今後公開)
「刀鍛冶の里編」の時は
猗窩座 (あかざ)が空中から舞い降りて上がっていくシーンが本当に感動的で
この数分だけでアトラクションとして成立するほどの
浮遊感と高揚感(音楽も良い)、私は数回体感したけれど常駐すればいいのにと思った。
立志編で出てきた時のもの(無限城が少し出てる)を使わずに
里編の鬼集合の時から、ここまでを見据えていたのだ。
だからあそこまで力が入っていたのか。
さぁ、ここからはネタバレもなければ語れない部分の素晴らしさ。
術式展開・・・ネタバレあります!・・・
善逸のおじいちゃんへの
「ごめんよ」のシーン、あのセリフのやり取りが本当に素晴らしい。
何も成し遂げられない自分の不甲斐なさを謝り
「ごめん」を繰り返す善逸、
おじいちゃんのところへ走っていけないのは、足に何かが絡まるからだ。
なんだ、これ、クソっ!、、クソっ! じいちゃん!!
一番幼稚な「クソ」という言葉を使って善逸の未熟さを現わしているのに
ひたむきさが伝わる。
それを見ているじいちゃんが
「お前はわしの誇りだ・・・」
これは素晴らしい。
全員が無限城に入ってしまっている時点で
ずっとバトルシーンが続くのは確定していて、
あとは回想で緩急をつけねばならない、
だからテンポが悪くなる、という声もあるが
これこそ、鬼滅の刃の型ともいえる。
(だからこそ、細やかな台詞回しに注目したい)
そういった意味で、三部作でその型をどれだけ洗練させ超えていけるか、
注目でもある。
鬼舞辻無慘は今後数年間、憎まれるテンションを維持し続けるのも大変である。
そういった意味で、
一つの作品でここまでずーっと引っ張り続けることを考えると
ファンや受け手としてはやはり一つ一つを
「芸術品」として捉えるのが妥当である。
鬼滅の刃の素晴らしい点の一つは「言霊(ことだま)」である
時代設定も手伝って
「祝言(しゅうげん)」という言葉が出てくるが、その響きがとても素敵だ。
その猗窩座 (あかざ)の過去。
「今年の花火が見れなければ、来年、また次の年、を待てばいい」
その無邪気な言葉には
未来を疑わないビジョンがあり、二人がその時も、そこにいる、という意味を持っている。
それが驚きであり、救いになった。
何気ない言葉に、哲学的なものが入っているのだ。
上の二つのシーンが文学的にも素晴らしいと思える。
いちおう作家(芥川賞目指してます)のつもりの私が、
もう一つ覚悟が籠った言葉として良いと思ったのが
しのぶさんの
「あんなことされて、普通になんか生きられるわけがない!!」と
叫ぶシーン。
普通に生きられない残酷な運命を背負った隊士たち。
僕たちも、あれほどのものを見させられて、
普通になんか見られない!!
ということで、本当にどこまで行くのか鬼滅の刃。
ここまでテンションと体温を上げている作品は記憶がない。
さぁ、鬼滅の刃がどこまで行くのか、
ファンもそうでない人も全集中で注目だ!
半沢直樹ものまねYouTuberダメ沢直樹でした。
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