ストーリー

「BLUE NOTE ハート・オブ・モダン・ジャズ」（1997年、日本公開1999年、2024年リバイバル）のサウンドトラックは、ユリアン・ベネディクト監督の音楽ドキュメンタリー映画を彩る、ブルーノート・レコードの名曲を集めたコンピレーションアルバム。アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフが1939年に設立したブルーノート・レーベルの軌跡を追う本作に、ジョン・コルトレーンの「Blue Train」、リー・モーガンの「The Sidewinder」、US3の「Cantaloop」など、モダンジャズの黄金時代（1950～60年代）を代表する8曲が収録。マックス・ローチ、フレディ・ハバード、ソニー・ロリンズらのライブ映像や大西順子の若き日のステージも映し出す映画の雰囲気を、ジャズの名演が強調。全体として、ブルーノートの革新的な精神を音で体現した一枚で、単体でもジャズ史の入門として楽しめる。ジャズファンやドキュメンタリー愛好家に最適。