今月のお題『ワーナーブラザース映画』
 

ワーナーといえば？を遡ろうとした際
とりわけすぐにパッと浮かんだのは
クリストファー・ノーラン
『ダークナイトシリーズ』『インセプション』等
スタンリー・キューブリック
『2001年宇宙の旅』『シャイニング』等
“こだわりの強い“巨匠監督
このお二人を真っ先に連想してしまいました。

 

そんなワーナーについての全体の印象としても考えていったら

ビジュ先行、スケールが壮大なエンタメ大作が多いイメージがあると思いました。個人の勝手な見解ですが、ディズニースタジオが台頭してくるまではCGを贅沢に使った、鮮烈な映像が魅力の映画にはワーナーの盾マークを冠した作品🛡が多かったような気がします。

 

例えば、調べればハリポタもロードオブザリングもあったし、一世を風靡したマトリックスもワーナーでした。

 

そんな中で、自分はあえてスケールをそこまで感じず小粒ながらも、面白かった映画を思い出し、紹介していきます。

---

コンスタンティン

肺ガンを患うほど愛煙家、やけっぱちな悪魔祓いが活躍するホラーファンタジー活劇💀

 

キアヌ演じるキャラで、マトリックスのネオ、ジョン・ウィックももちろん好きなんだけど、このジョン・コンスタンティンが実は一番かもしれんくらい好きです。
ヤサグレながら黒スーツでタバコをふかす姿が最高に画になり、憧れました。
わたげ自身はタバコ吸えないのですけど…

 

そんな彼が悪魔や怪物と、ギリの勝負をして危なっかしくもがんばる姿にはスリルあります。

登場キャラも濃ゆくて、ティルダ・スウィントン、ピーター・ストーメアがマジで最高のルックで現れるので注目してほしいです。

 

あと、地獄のビジュアルが禍々しくて凄かったし、聖職者なのに物騒な武器なんかも非常にスタイリッシュでした✝️

 

アメコミ原作のある当作ですが、シナリオの構成を当作一本でまとめてくれるような作りもとても好印象でした。

 

万人にウケるタイプではない気がしますが、ハマる人には根深くハマるタイプの作品かと感じられました。

 

---

トレーニングデイ

危険な街LAを舞台に新人麻薬捜査官が赴任日に厄介な上司からパワハラ指導を受ける災難を描く話🚨

 

デンゼル・ワシントン演じる教育係の麻薬捜査官は、ギャング紛いで、掟破りな捜査ばかりで、コンプラもくそもありゃしない💣

 

でも、この危ういのに、凄みがあって有能な彼に少なからず魅力も感じてしまう。
乗ってるイカつい車や、持ち物もシルバーアクセぶりんぶりんで、ドープな感じです。
まさにジャイアニズムを発揮する地元のヤバい先輩のそれです。

 

イーサン・ホークはいつかは手柄をあげたいと意気込む新人ですが、デンゼルに翻弄されたり、いいように使われたりして可哀相。
 

イーサン・ホークは『いまを生きる』や『ビフォアサンライズ』出演時でも垣間見えたような、目の演技が良かったです。顔立ちはキリッとしてるけど、あどけない目元が活きていて、新人らしいフレッシュな雰囲気が出ていました。

 

ストリートの画作りだとかは、繁雑だったり、暗めのトーンの印象から、街の物騒さが伝わってきました。

因果応報な結末に、余韻が残ります。
いぶし銀な顛末です。

 

---

トゥルーロマンス

タランティーノ節出まくりのラブラブ男女の逃避行ロードムービー🚘

 

痛そうな暴力ありで、けっこう血まみれ。
メキシカンスタンドオフもあったり、サブカルなネタも散りばめた駄弁りがあったり、話も行き当たりばったりなシナリオだったりちゃんとタランティーノっぽい味わいがありました。

 

ただ、ドラマチックな撮り方や、物語をなんやかんやまとめてくれる所なんかは、トニー・スコット監督の手腕が光る部分もあったような気がしました。

 

主演2人のファッションがド派手で真似はしづらいんですが、めちゃキマってて憧れてしまう。

クリスチャン・スレーター演じるクラレンスのロカビリースタイルの、アロハシャツや、M65ジャケットの着こなしがカッコよかったです。

 

なんだか豪華な共演陣もとても見応えがありました。

 

倫理観とかタガを一旦外して、後先考えず突っ走る2人の生き様を、楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

---

今回のお題に当たって、ワーナーブラザース映画はどの映画だったかなと、過去鑑賞の記憶を遡って調べるのは時間がかかりましたが💦楽しかったです。

 

ド派手でバキバキな映像ならワーナーの映画だろう！と思って調べてみたら、意外とワーナーじゃなかった…なんて事がわかったり、興味深かったです。イメージが凝り固まってる部分を見直すきっかけになりました。

 記事で紹介した3作にちょっとでも興味を持ってもらえるきっかけになったら嬉しく思います。

 

今後のワーナー関連で楽しみにしてる事は

スーパーマンやバットマンを擁するDCのヒーロー映画関連のスタジオのトップに
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で知られるジェームズ・ガン監督が招聘されて、DCユニバースが仕切り直されるとの事なので、続報を心待ちにしている次第です。

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。