【ガンダムSEEDFREEDOM】4Dで二度見て理解した真のメッセージがすごい(知らない人にもわかりやすく説明)【ネタバレあり】
4D上映が始まった
「機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM」
熱弁ものまねYouTuberダメ沢直樹。
私、二度目にして完全にメッセージを理解しました。
これ、一度じゃわからない仕様なんです。
凄まじいメッセージなので
全くわからない人にもわかるよう一気に熱弁します。
『遺伝子操作された新人類、その間で起きた摩擦と差別、終わらない戦いと恨みの連鎖』
それでも守りたい世界がある。僕たち(人類)はどこに来てしまったのだろう?
これが一作目SEED(2002年放送開始)
https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=0081944570
『戦争はたくさんの悲劇を生み、愚かさを知っても終わらない。裏には産業にして暗躍するものがいる。
すべてを終わらせるにはやはり力が必要。二度と悲劇を繰り返さぬため、人は全て未来もすべて管理されねばならない。』
しかし、夢まで奪うのは間違っている。人は愚かでも、自分で決める未来を選ぶ
さぁ、始めよう。
これが二作目SEED DESTINY
https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=0087778469
それから18年後の新作。(物語の中では2年後)
初見ではギャグやサプライズ要素で
メッセージはあまり入ってこなかった。
いや、むしろ、ギャグとシンプルな王道ヒーローロボットに舵を切ったように見えた。
だが、まったく二回目は違った。
初回には違和感があったのだ。
この作品。
大衆が、身体を燃やされ散っていくシーンが多い。
この映画の中でも多く描かれる。その違和感。
なぜ、そんなシリアスの中にギャグが入ってくる?
これ自体がメッセージなのだ。
もう、その描写だけでシリアスは語りつくしている。
言葉ではないのだ。
では、なぜ最新作で、シリアスな答えではなく
「愛を連呼する」スーパーロボットヒーローになったのか。
それは愛に逃げたのではなく、
「愛を口にしてください」
というメッセージであり、
高尚な表現で出口の見えない争いへのアンチテーゼなのだ理解した。
だからギャグに見えるまで愛し合う。
SEEDで完成された人間だったはずの主役キラが
今回なぜか
「この出来損ないがぁ!」
と言われる。これも違和感。
だが、これこそ、
SEEDで悲劇の失敗作「ラウ・ル・クルーゼ」の立場に陥った
キラが出すべき答えへの構図だった。
これはフレイを想起させる人物として新たに配置されたキャラクター「アグネス」がいることからも
アンサーとなりうる。
そう、その答えこそが、
「武器はある。」
愛だ!!
というあまりにもストレートな答えになる。
そして歌姫ラクス・クラインの最後の演説も違和感。
「あなたの中の小さなことから話してください」
これはどう考えても、戦争をやめない人類へのメッセージではなく、もっともっと
身近な、僕たち視聴者や日常の
愛への希求であることがわかる。
それゆえに
このSEED FREEDOMのメッセージは凄まじいことがわかる。
争いの先に
人間を爆弾にまでしようとした描写の先に
ここまで「舞い降りてきた剣」なのだ。
恨みを忘れるものか!!!と
言い放つ敵に対し、
ディアッカとイザークは
「忘れていない」
「だから、もうやめるんだ」と優しいまなざしを向ける一瞬の描写に
シリアスはすべて込めてしまっている。
と、いうことでここまで
メッセージはさすがに二回目でないとわからない。
特に思い入れが強く、
現代の戦争に対して答えを出せないか?と
シリアスに挑んでいた私の場合、初回はあまりにチューニングを直す必要があったのだ。
(観ている最中に合わせました)
大好きなラウ・ル・クルーゼもこれでやっと、報われる。
ということで
パンフレットのキラ役保志総一朗さんの言葉に
まだまだキラを演じたい、
みなさん覚悟を持って、これからも応援よろしくお願いします、
というようように
次回作は必ずある!
(最終兵器の出力80パーだし、バルトフェルドが怪しい)
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