とびきり好きな作品ならば現物を持ちたいと思うようになってきたので、DVD売場を物色するのが楽しい最近のわたげです。
今回はつい衝動買いしてしまったDVDを紹介。

1本目はコチラ
原題はTHE CUREですが、邦題が意味をほとんどかすってもいないような映画。『マイ・フレンド・フォーエバー』です。20代の頃に先輩の薦めで観てから大好きな映画です。

DVD中古でしたが店頭で見つけ、つい手に取りそのままレジに向かってしまい気づけば購入。

あらすじ
母親と2人で暮らしている少年・エリックは、隣家に越してきたHIVに感染している少年・デクスターと仲良くなる。ある日、2人はエイズ治療薬の開発のニュースを知る。エリックはデクスターを誘い、自家製のイカダでミシシッピー川を下る旅に出発するが…。

 

映画の事をさほど気にせず生活してたら出会う機会がないような作品だったため
初見の当時は知る人ぞ知るって感じの一本で
自分史上、初めて声を出すほどに号泣をさせられた映画でした。
夏に似合う青春友情モノの作品。めっちゃピュアな気持ちになれると思います。
 

子供達の友情だけじゃなく、家庭内での話、周りの大人達との関係性も描写されてて、考えさせられました。あらすじから、なんとなく結末を想起しちゃう方もいると思われますが、それでも、脚本はとても胸に迫るものがあり、感涙させられる場面が何度も押し寄せてきました…
 

なんかいい映画ない？っていう友人からの質問されたら、自分も高確率で勧めてしまう逸品。

2本目、つい買ってしまったのは
コーエン兄弟のサスペンスの傑作。『ファーゴ』です。

急に画が寒々しくなったな😅
 

あらすじ
ノースダコタ州のファーゴ。自動車セールスマンのジュリーは資産家の義父ウェイドから金を巻き上げようと、妻の偽装誘拐を決行する。だが雇ったふたり組カールとグリムスラッドは最悪のコンビ。事態は思いがけない方向へと動き出していく…
 
 

この映画の醸し出す不思議な雰囲気がなんか好きです。事態は悲惨になっていくけど、なんか笑っちゃっていいのかどうなのかが絶妙な空気、そして犯人達の愚かさが滑稽で、可笑しみがあります。 

俳優陣がこれまた曲者揃いでして
ユーモラスに場面を盛り上げていました。
 
 

コーエン兄弟作品は何作か観て他にも好みのものが多かったのでもっと色々観ていきたい。

 

賃貸で部屋が狭い関係上、円盤をたくさんは集められないので、選りすぐりの作品を棚に並べて、ぼちぼち楽しんでいきたいと思います。