マックス出なくても狂気マックスだった『フュリオサ』を語るよ
こんにちは!
そぜシネマです。
『今日何観よう?』のお手伝いができるように
お茶の間や映画館からつながる良質映画を厳選紹介しています。
梅雨も明けていよいよ夏到来!な時期がやってきました。
暑い夏は毎年覚悟の上ですが、それに打ち克つ強い心が必要です(何を言い出すw)
そんな時、心をがっつりチャージしてエネルギー着火できる作品がまさに劇場公開中です。
その作品はコチラ!!
マッドマックス:フュリオサ Furiosa: A Mad Max Saga
製作年 :2024年
製作国 :アメリカ
上映時間:148分
監督 :ショージ・ミラー
<あらすじ>
世界崩壊から45年。バイカー軍団に連れ去られ、すべてを奪われた若きフュリオサは故郷への帰還を誓い、MADな世界で生き残る術を身に着ける—巨大なバイカー軍団、その頂点ディメンタス将軍は可愛い熊の人形を引っさげ改造バイクで絶叫し、白塗りの自爆兵ウォーボーイズたちとそのGodイモータン・ジョーは鉄壁の要塞を牛耳り、互いが覇権を争う。その中で生き残れるのは狂った奴だけ。フュリオサは亡き母の仇を討つべく復讐の鬼と化す。彼女がイモータンジョーの大隊長と成り上がるまでの前日譚
一言で言っていい?
『Good MAAAAAAAAAAAAAXXXXX!!!!!!!!!』
しっかりと各キャラのぶっ飛びMAD度は維持しつつ、たとえタイトルのマックスは登場しなくても、
確かにそこにマッドマックスはあったよ。
資源が底を突き、水と油と車が全ての荒廃した世界を舞台に繰り広げられ、暴力が正義、強い者が勝つ世紀末的な世界の中、バイカー軍団のディメンタスとヴァルハラへ行けるためなら喜んで口にスプレーかけて特攻ウォーボーイ擁するイモータンジョーの軍団との覇権争いに巻き込まれるフュリオサを軸に描かれる本作。
『怒りのデスロード』の給油大隊長フュリオサ、つまり『フューリーロード』のフューリー長(おさ)が何故名前の通り怒りに満ち溢れ、頭を刈り、片腕を失い、イモータンジョーの手下になっていたのか、が本作は丁寧に、章立てて作りこまれているのでよく理解できる。
一方、前回の様な激しいカーチェイスや、登場する度に「まじか!」と笑ってしまうような際立ちキャラ味は薄れたのは惜しい。新たなパラシュート部隊は「おっ!」となったけど、前日譚なだけに奇抜なキャラは出尽くしており、あの移動式ステージトラックのギターウォーボーイとバックのタイコ部隊のようなマッド過ぎる際立ちキャラは少数。
何よりディメンタス、イモータンジョーのヴィラン2巨頭もある程度の理性は感じられてしまい、マッド(狂気)感は控えめ。無駄な解説や背景不要で映像とキャラでぶっ立てるもの、つまり”Don't think, Feel"が王道、と前作で証明していただけに多少のマイルド感は否めないが、それでもフューリーロードにしっかりバトンを渡せる内容にはなっていたと思う。
個人的に秀逸だと思ったのはエンドロール。
前作のシーンカットを紹介しながら、今まで観せてきた内容が『怒りのデスロード』に繋がっているということをダイジェストで答えあわせしてくれるもの。
ここでようやくマックスも後ろ姿で登場。最後には象徴的な”あるもの”がカタカタと映し出されることで前作と本作は同じ世界・時期にあることを改めて暗示していたのが印象的。
ちなみにこれを観た後にお家で『怒りのデスロード』観返すとめちゃくちゃ繋がって面白さMAXでした。おすすめです。
尚、ジョージミラー監督は既に次回作の脚本を完成させていて、内容は正当な主人公マックスの前日譚的なものになるとか。ただし続編を作るか否かは本作の興行収入如何とのこと。
実現化に貢献したいのでみんなで映画館に観にいこう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
過去のコラムはこちらのバナーをクリックするとみれます。
Instagramはこちらから。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示興奮で枠外まで飛び出してますね🤣🤣🤣
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示フュリオサ観た流れでそのままぶっ続けで怒りのデスロードを観たくなる勢いでしたよね~!
ウォーボーイズ大好きで、特にニュークスが好きすぎるので近いうちに前作見直してみます❤️🔥
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示