k.a
2025/08/07 19:30
ロード・トゥ・パーディション / サントラ 洋画オリジナル
『ロード・トゥ・パーディション』(2002年、米国、原題:Road to Perdition)のサウンドトラック(洋画オリジナル版)は、サム・メンデス監督のマフィア映画を彩るトーマス・ニューマン作曲のアルバムで、デッカ・レコードからリリースされた。大恐慌時代のシカゴを舞台に、トム・ハンクス演じる殺し屋マイケル・サリヴァンと息子の逃避行を描く作品に合わせ、哀愁漂うオーケストラが特徴。ニューマンのスコアは、ピアノと弦楽器を中心にしたミニマルで哀愁漂うメロディが、映画の重厚な雰囲気と父子の絆を強調。「Rock Island, 1931」や「Road to Chicago」は、凍てつく冬の情景や逃亡の緊張感を静かに表現し、コンラッド・L・ホールの撮影美学と見事に調和。「Ghosts」では、家族の喪失と復讐のテーマが切なく響く。
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