村松健太郎
2024/02/01 16:13
暗闇の中で見える真実とは『梟フクロウ』
17世紀・朝鮮王朝時代の記録物「仁祖実録」に描かれた“ある怪奇な死”にまつわる謎を題材に、”盲目の目撃者”という男が、死の真相を暴くため奔走する姿を緊張感たっぷりに描いたサスペンススリラー。
韓国国内で大ヒット(年間最長1位記録)をし、賞レースも席巻した秀逸なサスペンススリラー。
盲目の天才鍼医ギョンスは病の弟を救うため、誰にも言えない秘密を抱えながら宮廷で働いています。ギョンスは王の子の死を“目撃”(=それがどういう意味かは映画を見てのお楽しみ)してしまったことで、真実に直面するはめに。
朝日が昇るまでという限られた時間のなか、謎を暴くため闇を駆けるといタイムリミットサスペンスの要素もあって、時間的・数値的にどんどん緊張感が増していくので、見ている側も同じ感覚を持ち、どんどんいやな汗をかいていきます。
韓国の時代劇は映画にしてもドラマにしてもちょっと作品が多すぎて、時には粗製濫造な感覚を持つときもありますが、それでも力の入った作品はやはり見応えがあります。
なんといっても”盲目の目撃者”という設定が光りますね。2時間弱なので一気に駆け抜けることができます。
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投稿を表示これ来週からですね!!韓国は皆さん演技力あるので安心して集中して観られるのが良いです笑
こちら前評判も高いので、期待してます。
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