ストーリー

k.a
2025/07/27 22:02

ラテンアメリカ 光と影の詩 / サントラ 洋画オリジナル

「ラテンアメリカ 光と影の詩」(原題:El Viaje、1992年)のサウンドトラックは、フェルナンド・E・ソラナス監督のロードムービーを彩る、アストル・ピアソラとエグベルト・ジスモンティ、ソラナス自身の共同作曲による音楽が特徴。16歳の少年マルティン(ウォルター・キロス)がアルゼンチンから中南米を旅する物語を、ピアソラの情熱的なタンゴとジスモンティのブラジル音楽の要素が融合したスコアが演出。「El Viaje」「Vuelvo al Sur」など、バンドネオンとアコースティックギターが織りなすメロディは、ラテンアメリカの広大な風景と歴史の重みを表現。ピアソラの遺作として知られ、彼に捧げられた本作は、カンヌ映画祭高等技術大賞を受賞。全体として、映画の詩的で風刺的なテーマを音で体現した名盤で、単体でもタンゴとラテン音楽の魅力が楽しめる。映画ファンやピアソラ愛好家に最適。

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