【実話】生ぬるさゼロ、女子プロレスの熱き戦いと友情の大傑作
「プロレスのルール知らない?
ごちゃごちゃ言ってねぇで極悪女王をミロ👊💥」
先日試写にご招待いただき、Netflixシリーズドラマ「極悪女王」を
ひと足先に鑑賞してきました
舞台は80年代、「極悪女王」として世間を震撼させ、
一世風靡したダンプ松本こと、松本香さんの半生を描いた半自伝的ストーリー
プロレスについて知識0だった私が完全にハマったとともに
「強さ」について考えたくなる、汗と涙が滲む感動物語でした
今回は、父親への憎しみ、家族への想い、友情によって形作られた
一人のプロレスラーの「決死の覚悟」を描くとともに
「強くなりたい」と全身全霊で奮闘するレスラーたちの力強い姿に
勇気をもらえたNetflixオリジナルドラマ「極悪女王」をご紹介します
「極悪女王」
NETFLIX作品
2024年9月19日 配信開始 全5話
企画・脚本:鈴木おさむ
監督:白石和彌
キャスト:ゆりやんレトリイバァ、唐田えりか、剛力彩芽、他
🐈あらすじ
家族想いで優しい小学生の少女、香は、酒にお金に女にだらしのない父親に
悩まされ、憎しみをも抱く日々を送っていた。
そんなある日、雨宿り代わりに入った女子プロレスの練習場で
何度やられても懸命に立ち上がる一人の女性レスラーの姿に心掴まれ、
その日を境にプロレスの大ファンとなり、試合を観に行くようになる。
そして、高校卒業とともにみつけた「女子プロレスラー募集」のチラシ。
しかし家に帰ると、母の口添えにより、パン屋さんへの就職が決まっており、
母の気持ちを踏みにじるまいと職に就く事を決意。
出勤初日、母が縫ってくれたスーツを着て職場へ向かうも、香の心の中にはずっと
プロレスラーになることへの憧れが消えることはなく…。
👊再現性抜群なキャスト、死闘をミロ💥
「この物語は、実在した人物や出来事に着想を得たフィクションである」
半自伝的作品ということで、当時を牽引した実在の
有名レスラーたちが登場人物として描かれている「極悪女王」
武器を持ち、反則だらけの、とてもプロレスとは言い難いような闘い方をみて
「この部分がきっとフィクション」だと思いこんでいたら何のその
実際の試合の映像では、まさにさっきドラマでみた光景そのものが
広がっており、衝撃を隠せなかったとともに、ビジュアル、試合風景ともに
本作の再現性の高さに圧倒させられました
約2年のトレーニングにて役作りを行ってきたと語る、主要キャストの
ゆりやんレトリイバァさん、唐田えりかさん、剛力彩芽さんの三名は
体重の増量に加え、「対立したピリピリした雰囲気を出すため」と
何か月にも渡って口を訊かないなど、オフの時も徹底していたそうで、
本編での3名の、憎しみあいながらも友情をも含ませた
絶妙かつ複雑な空気感が、とても生々しく伝わってくる作品でした
🐈ここミロポイント🐾
嫌悪、憎悪を一挙にエネルギーへと昇華させていく
ダンプ松本の「強さ」をミロ👊💥
「優しくて純粋なプロレス大好き少女 香」が、序盤から中盤にかけて
たっぷりと時間を使って描かれた本作
その間は辛い練習風景だけでなく、微笑ましい友情にホッとする場面も印象的
しかしながら、「極悪女王」誕生後は、生ぬるさはゼロ
容赦なしに、血と汗と涙の死闘が繰り広げられるため、
私は片目瞑りながら、指の隙間から覗くような形で、痛みと感動が入り混じった
何とも例えがたいような気持ちで泣きじゃくりながら鑑賞しました
役者の方々の演技は凄まじく、
あれだけ今まで「香の苦しみ」を観てきたのに、
「お願いだからそこまでやらないで」と相手側(敵側)の痛みを
労わずにいられない闘いっぷり
そして響き渡る大ブーイングと、試合後の嫌がらせ
どんなに非難されようとも、自分のやり方で「輝く」とひとり覚悟し、
言い分けも弁明もせず、200%のパフォーマンスで
「極悪女王」をやり抜いた香の強さとプロ魂にも、
そのことをわかった上で、応援してくれていた母の言葉にも
涙が止まりませんでした
はじめは練習生として弱音を吐いていたレスラーたちが、
「プロ」として目覚め、それぞれのプライドを持った瞬間から変わる
顔つきや言動、態度、も圧巻です
「強くなりたい」と思う方
背中を押してもらいたい方
勇気をもらいたい方
「あの頃」を懐かしく思う方
沢山の方に観ていただきたい作品です
「極悪女王」は、Netflixで9月19日試合開始
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投稿を表示生々しさ、めちゃくちゃ共感できます。観てて「(ひぃぃぃいいい…)」って顔ひきつってタムニダ。笑
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