感動!🎦グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声🎦(多少のネタバレありです)
🎦グラディエーターII 英雄を呼ぶ声🎦
(2024 アメリカ 148分)
監督:リドリー・スコット
出演:ポール・メスカル、デンゼル・ワシントン 、ペドロ・パスカル 、コニー・ニールセン
観て行きました! IMAXで。
IMAX効果も有りましたが、音響と映像の迫力が素晴しく、それだけでなくストーリーもめちゃくちゃ引き込まれて楽しめました。148分と尺長でしたが、あっとういまの148分。ラスト30分ぐらいは手に汗握る展開に、思わず前のめりになっている自分がいました。最後は感動でウルウルしました。
いや~、実に面白かった!北野たけしさんが「映画館で見た方がいいよ」と言っているのは本当でした。
前作の続きと聞いていたので、数日前に「グラディエーター」を復習しておきました。改めて観ると、あの映画はやっぱり傑作だったなと再認識した次第です。そしてラッセル・クロウがめちゃかっこよかった!そうだった、ラッセル・クロウってこんなにスッとしていたんだったよね、って懐かしくなりました(笑)
ルッシラの息子/ルシアス・ヴェルス(ポール・メスカル)
前作のとき12歳ぐらいだったルシアス。勇敢なマキシマスに憧れて『僕はグラディエーターになるんだ!』と言っていた無垢な少年は、ハンノという名前で、ローマから遠く離れた北アフリカの地· ヌミディアで、戦士としてローマ軍を迎え撃っていた。
あの時、母ルッシラは弟の暴君コンモドゥスの死により、ルシアスが権力闘争に巻き込まれて命を落とすことを恐れ、彼を北アフリカへ亡命させたのだった。あれから16年の時がたっていた。ハンノとして生きてきたルシアスには愛する妻がいた。妻もまた戦士であったが、攻めてきたローマ軍に矢を射ぬかれ命を落とす。そして捉えられたルシアスはローマ軍の捕虜となり、グラディエーターとしての闘いを余儀なくされていくのだ。彼の心にはローマ軍への復讐しかない。その為に簡単には死ぬわけにはいかないのだ。
ローマ軍の将軍マルクス・アカシウス(ペドロ・パスカル)
ルシアスの妻を殺させた指揮官。でも彼の心には戦士へのリスペクトがあり、慈悲の心がある。ルシアスの復讐心は彼に向けられるが、実はマルクスは母ルッシラの夫でもあったのだ。宿命的な出会いをし、絡み合うルシアスとマルクス2人の命運。この時代でなければ、きっと互いに良き友人であり、良き理解者となり得ただろう存在。皇帝の悪政には呆れていて、密かに反乱を企てる。
グラディエーター手配師/マクリヌス(デンゼル・ワシントン)
元奴隷でありながら、才を生かして富を蓄え、グラディエーター手配師だけでなく、元老院や皇帝に取り入り影響力を持つ男。ルシアスのグラディエーターとしての才能を見出し、コロシアムでの壮絶な戦いへの道へルシアスを追い込む。やがては最高の権力を得ようと画策。悪役としては、最初は掴みどころがないように見えたが、次第に彼の恐ろしさがて露見していく。悪役として申し分のない存在感。
かつてマキシマスを愛した女性・ルッシラ(コニー・ニールセン)
名君マルクス・アウレリウス皇帝の娘ということで、未だ民衆からの信頼は厚い女性。しかしながら、皇帝たちに疎まれ、将軍の妻でありながら隠遁に近い生活を送っている。コロシアムで戦うハノンを見て、わが子ルシアスであることを確信する。密かにルシアスに会いにいくも、母から捨てられたと思っている彼は心を開いてはくれない。夫マルクスとともに皇帝への反乱を計画する。
驚くのは、2000年の作品のときは30代半ばだったコニー・ニールセン。今回はあれから16年後ということで、多少は老けた感じを出しているものの、当時と変わらぬスタイルの良さと若さを醸し出していたこと。(まあ、修正はしていることでしょう)
兄と弟、二人の皇帝/ゲタとカラカラ(ジョセフ・クイン&フレッド・ヘッキンジャー)
共同皇帝として、ゲタとカラカラがローマを統治している。若き二人の皇帝は、自分勝手で民衆のことなど眼中にはない。彼らのやりたい放題の悪政に苦しむローマの人々。街は道で物乞いをしている大勢の貧民で溢れかえっている。ゲタは多少の知性を感じるが、カラカラはいつも肩にペットの猿を載せていて、精神的な不安定さを露わにしている。(史実では二人は仲が悪かったらしい)
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ついに明らかになる出生の秘密
前作では匂わせ程度で終わったルシアスの出生の秘密。本作では確信に迫っていく。はい、誰もが想像した通り、マキシマスの息子だったのです!父マキシマスへの想いを強くするルシアスは、母を許し、母のために戦うことを誓う。
↓おお、見て下さい!ポール・メスカルはかなり体を作ってきましたよ。素敵💛
戦いのシーンは、人間同士だけでなく、大きなサイや猿と犬を掛け合わせたような獰猛な犬たち、コロシアムに水を入れてまさかのサメ対決など、見せ場がたんまり。飽きさせない演出も最高でした。
前作に続き、傑作だと私は思います!
根底にあるのは悪と戦う正義の心。前作もそうであったように、単純明快なテーマなのです。ローマの人々に平穏を取り戻すために戦うことになるルシアスの勇敢さに感動します。
Ⅲを作る構想もあるらしく、主演のポール・メスカルはかなり乗り気のようですよ。ルシアスがいかにしてローマの人々に平穏を与えていくのか、ぜひ彼の成長物語を見てみたい気がします。ただ、心配なのはリドリー・スコット御大です。現在86歳。11月30日で87歳となります。間に合うといいのですが。。。(;^_^A
出来れば前作を復習してから見ておくと理解が早いかもです。
🎦グラディエーター🎦
(2000年、アメリカ、155分)
えっ?本作は155分もあったのですね!(笑) ストーリーは単純明快、長さを感じさせない傑作ですね!
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投稿を表示リドリー・スコットさん、今月87なんですね😳精力的に作品に取り組まれていて感服です💦
「グラディエーター」みてないんです、魔女さんの記事を拝見し、みたくなりました!
そうそう、先日コメントで魔女さんが書いてくださってた「やかまし村」シリーズ、みました✨とても素敵な作品でした✨ほのぼの😍癒されますね(グラディエーターについてのコメントでなくスミマセン💦)
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