みなさんこんにちは！takaeです🍿

今回はいつもと少し趣向を変え、『私の人生の教科書』と題してマット・デイモン主演の『オデッセイ』という作品をご紹介したいと思います。

映画『オデッセイ』あらすじ

火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー（ マット・デイモン）。乗組員は彼が死亡したと思い火星を去るが、彼は生きていた。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況でワトニーは何とか生き延びようとする。一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた···。

状況をどう捉えるかで道は決まる

この映画には、私が生きていく上で大切にしたいと思っていることがたくさん詰まっています。

マット・デイモン演じるワトニー、火星での有人探査中の事故によりたったひとりで火星に取り残されてしまいます。通信も途絶え、水や食料も限られており、次に探査船が火星に来るのは4年後。

···4年後って！もしみなさんがワトニーなら、この状況をどう切り抜けますか？きっと私ならとにかく絶望して普通の精神状態ではいられなくなる。たった一人きりで孤独に死んでゆく恐怖に苛まれ、身動きが取れなくなってしまうかもしれない。

そう、もう助からない、生きて地球には戻れないという前提で全てのことを考えてしまう人が多いのではないでしょうか。

でも彼はすぐに「どうやったら生き延びることができるのか」を考え、目の前にあるものと自分の知識を最大限使ってできることをひとつずつ試していきます。
時には頭を抱えたくなるような酷い失敗をすることもありますが、決して希望を失うことなく、目の前の問題をひとつずつクリアしながら絶体絶命の状況から地球帰還を目指し一歩一歩進んでいくワトニー。彼の姿を見て、死を前提に全てのことを考えてしまうであろう自分と彼とでは、状況の捉え方が全く違うということに気づかされたのです。

絶望的な状況だからこそユーモアを忘れない

火星に取り残されるなどという経験は死ぬまでないと思いますが、恋愛だったり仕事だったり子育てだったり、人生の様々な場面で壁にぶち当たることは誰にでもあると思います。

そんな時、“どうしてこんなことになっちゃったんだろう？” 、“なんで私がこんな目にあわなきゃならないの？”と嘆き悲しんでいても何も変わらない。この作品の主人公ワトニーのように、とにかく目の前にある問題をひとつずつ解決していくしかない。それをたったひとりで火星から帰還するというバカでかいスケールでやっているのがこの映画なのかなと思います。

しかも、絶望的としか思えない状況でもユーモアを忘れないところが本当に凄い！船長の残していったディスコミュージックの酷さをディスって笑ったり、もう本当に、あなたこの状況でよく笑えますよね？！と半ば呆れてしまいますが、こういう時こそユーモア忘れないことがいかに大切かということを彼は気づかせてくれます。

何もしなければ確実に死ぬ。それを受け入れるか、それとも闘うか。問題をひとつ解決したらまた次の問題に取り組む。そうしていけば道は開ける。人生だってきっとそれは同じ。

何か困難にぶち当たるたびにこの作品のことを思い出し、定期的に見返している私の『人生の教科書』。生きる上でのたくさんのヒントが詰まった作品、是非観ていただけると嬉しいです。

監督マーティン・スコセッシ、主演のマット・デイモンの他にもジェシカ・チャスティン、マイケル・ペーニャ、セバスチャン・スタン、ショーン・ビーン等々キャストも豪華なこの作品のレンタルはこちら　　　　　　　　

最後までお読みいただきありがとうございました。これからも様々な新作映画やオススメ映画の見どころをお届けしていきたいと思います。どうぞお楽しみに！

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