村松健太郎
2025/09/10 10:44
福山雅治の軽さがハマる!『ブラック・ショーマン』
元々、福山雅治自身が東野圭吾にダークヒーローを演じてみたいと言ったところから始まった作品故に、映像化に関しても当然の様に福山が主演を務めた。福山雅治は20代の頃から様々なアレンジを加えながらも常に”程よい軽さ”を纏い続けてきた。今回は徹底的に人を煙に巻き続けるキャラクターであり、そんな軽さが実に心地よくハマった。
変則的なバディを務める有村架純も硬軟自在な人なので、巧く立ち回っている。この二人がどっしりと物語の主軸にいることで周りのキャストも程よく機能していると言えるだろう。
謎を追うというより福山のパフォーマンスを堪能するのが正しい観方だろう。シリーズ化も十分あり得るのでは。
©2025映画『ブラック・ショーマン』製作委員会
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