西島 嵩人【TAKAHITO NISHIJIMA】
2024/05/26 12:33
ダントツ生涯一位映画!!
それは、その名前は、、『毎日が夏休み』という平成ガメラシリーズで有名な、金子修介監督が撮った大傑作であります。
主人公のスギナは一見、明るい女子高生の様だが、なんと、登校拒否状態。
そして母は知らず。
エリートサラリーマンのはずの義父の成雪も、な・なんと出社拒否。
そして妻は知らず。
そしてある日、いつも通り、公園で時間を潰していたスギナ。しかし、その時、偶然、義父の成雪も一つ空いた隣のベンチで早弁。スギナも早弁。
そして、目が合った———
「あ!(お互い)」
ここから始まる可笑しくも心温まる、そして時に世間一般のばかばかしさをも描写するこの映画は、全国の希望が見えない少年少女、またや、オタクだっていいし、ニートだっていい。観てみてほしい。騙されたと思って。
こんな映画に出会えた私は幸せ者だ。ちょうどBSプレミアム(当時)でたまたま遭遇した映画なのだが、最後のスギナのナレーションで、私は不覚にも泣いてしまった。
今、観ても泣くと思う。
悲しみの涙じゃないよ。人生って希望に満ち溢れているよね。家族っていいよね。っていう感動の涙だ。
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