JOKER & JOKER:フォリ・ア・ドゥ イベントレポ
イベントレポートがかなり遅くなりまして申し訳ございません。
やっと私生活が落ち着いたので、これからは定期的に書ける筈……?
去る3月9日、Discover usではあるイベントが開かれました。
私はDiscover usの3回目のイベント参加にして、土日開催のイベントは初参加です!

*目次***********
1. 土日イベントの雰囲気
2. アメキャラ系ライター杉山スピ豊さんのプレゼン
3. シネマニスト岡ちゃんのプレゼン
4. クロストーク&感想総括
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1. 土日イベントの雰囲気
今回のイベント参加にあたって私はドキドキしていました。以前に同卓者に教えてもらったように、土日は年齢層が若いのか……?
私はそことちゃんと話ができるのか……?
大丈夫、普段の脱出ゲームではいつも20代の若者に囲まれても対等に議論できるもんね!(注:彼らが大人なだけです)
若い人もいたけれど、そんなに平日夜と大きくは変わらなかったかな?
同年代のオジサマ達と同卓になり、楽しくお話しました。そして前に同じイベントにいたのにまだご挨拶できてなかった方とも後でご挨拶できたり、イベントに来るたびに新しい人とお話ができて嬉しいですね。
今回のテーマは!

みんな大好きJOKERです!!
2. アメキャラ系ライター杉山スピ豊さんのプレゼン
杉山スピ豊さんのプレゼンは、全「ジョーカー」出演作の網羅構成でした。

バットマンはスーパーマンとの差別化によってできたキャラクターであるという解説が実に興味深かったです。
そしてまた、バットマンと悪役のジョーカーもすべてが対照的。バットマンは笑わないですし、ジョーカーは笑って悪事をはたらく。バットマンとしては犯罪は復讐の相手ですが、ジョーカーにはただのジョークなのです。
まさに秩序VS混乱であって、単に正義VS悪ではないところが悪役にも魅力をもたらし、視聴者も肩入れし易いキャラクターとなっていること、腑に落ちました。

ところで作中で映っていたカートゥーンは、似て非なる種族(左は猫だが右は)、というのが、バットマンとジョーカーのメタファーだそうですね。

最後にバカ殿の白塗りメイクとジョーカーメイクの比較画像の説明を受け、ジョーカーのメイクは難しいと知って、以前コスプレされたそぜさんはすごいなと改めて再評価いたしました。
3. シネマニスト岡ちゃんのプレゼン
お次の岡ちゃんのプレゼンは、JOKERの一作目と二作目の比較でした。ロジカルで面白かったなー!
常々思っていたのですが、本当に弁護士のロジカルさというのは、理系のロジカルともまた違って文系のロジカルなんですよ。
文系的ワードセンスなのに論理的で、理系でこのロジカルさが求められる文章では見ないワードが端々に使われるのが非常に興味深いです。
私はノーランのバットマンシリーズが好きで、そこで世界を閉じたかった私としてはJOKERシリーズはどちらも観ていなかったのですが、内容が分かって有り難かったです。
1作目のジョーカーがヒットした理由の分析が特に良かった。
言われのない罵倒、理不尽な暴行を受けても誰も庇ってくれない。
そんなところから感情がブワっと硬めのマグマのように噴き出て主人公は殺人を犯してしまうわけですが、すごくよく分かる。

私は何の映画を観ていても責められている側に同情してしまって(実生活でも、いじめがあったら確実にいじめられている側の味方になりますし、虐げられる側に肩入れしちゃう部分が残っているかも。そちらに味方すると会社政治や世間の同調圧力で跳ね除けられる怖さもありつつ)、余計に気持ちが分かりました。
私もその立場になってしまったら、そうなるかも知れない。
しかし現実生活ではいじめられた側が怒って反撃しても、もしいじめた側が怪我をしたりしたら、被害者が今度は加害者として訴えられて処罰されてしまうのが実情で。弁護士の岡ちゃんだからよく分かるとは思うのですが、それが苦しいところですよね。
なので昔の日本の仇討ちを許す文化を私はイイナアと思ってしまうところも少しあるのですが、何らか良き法的判断基準がある国家ってないのかなあ。それを加味した法律作るのって難しいんだろうか。
脱線しました。
でも案外これって私だけじゃなくて、皆にそういう部分があるからこそ、感情移入して一作目はヒットしたのかなと思いました。
そうだよねまあ分かるよ、と思わせているところが凄いとは岡ちゃんの言葉。
アーサーの内面の描写を描いているのが一作目で、対照的にアウトプット、そこを外から見た人サイドで描いているのが二作目という違いが、人の心をどれほど掴んだかに関わり、興行収入にも結び付いたのではとのことでした。
4. クロストーク&感想総括
クロストークは、スピ豊さんと岡ちゃんのトーク。
ジョーカーの舞台は設定を1980年代にしているところがうまい、という会話が一番心に残りました。
今はSNSで『どっち派』と簡単にライトでアグレッシブな論争が起きてしまうので、映画の中のような展開は起こりにくい。

JOKER フォリアドゥはラジー賞を受賞してはしまいましたが、世の中にはラジー賞にすらならない映画もあるんだからという話に、うんうんうんうんうん、そう。
ラジー賞も案外悪くないものですよ。ラジー賞を受けても後でレンタルで人気になった作品とかもありますしね。
プレゼント抽選会では大盤振る舞い、JOKER Blu-rayセットが4本と、フィギュアが1体(?)。
本当に作品が好きな人の手元に当たって良かった!
盛り沢山のイベントで、迷っている皆さん、来なきゃ損ですよ〜!
皆さん次回もよろしくお願いいたします!
素晴らしいイベントを企画してくださったDiscover us様、Warner様、杉山すぴ豊さん、岡ちゃん、ありがとうございました!!
そろそろイベントがまた恋しくなってきましたねえ。そろそろまた次のイベントないかな🤔
椿さんや私がホラー回をやりたくて全力スタンバイしていますよ〜!!
🍺
わたくしごとですが、2次会のアンオフィシャルの飲み会で椿さんに教わって、遅ればせながらXの映画アカウント作成しましたので、イベントでお会いした時に声をかけてくれればアカウントお伝えします!