私の好きな映画

🎬ジュラシック・ワールド／復活の大地 🎬

（JURASSIC WORLD: REBIRTH、アメリカ、134分）

監督：ギャレス・エドワーズ 

出演：スカーレット・ヨハンソン、マハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリー他

IMAXで見てきました！高画質、大迫力、音響効果もあってか、とても面白かったです。FILLMARKSのスコアがあまり振るわないので、どうなんだろ？と思っていましたが、心配には及ばず、私は非常に楽しめました。秒で襲うハラハラドキドキに、汗をかいてしまったほどです（笑）

脚本がしっかりしているので全編通じて全く飽きさせない演出

それもそのはず、何せ脚本は最初の2作『ジュラシック・パーク』（1993年）と『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』（1997年）の脚本も手掛けたデヴィッド・コープが担当。シリーズの中でも傑作はやはり1と2だと思っていたので、この方の脚本だったことをパンフレットで知り、ああ、どおりで面白いはずだわ！と納得した次第です。細かい突っ込み処が無いわけではないけれど、あまりの面白さに、そんな事はどうでもいいわ、てな気にさせちゃうのですよ。もちろん、スピルバーグ監督もエクゼクティブディレクターとして名前が載っています。

シリーズ当初から継承されるのは人間のエゴ

ここは今回もしっかり描かれていました。人間の寿命を延ばすために、生きた恐竜のDNAを採取し、新薬を作り巨万の富を得ようとする製薬会社。人類の未来の為と言いながら、結局は目先の利益しか頭にない輩の登場です。まあ、このての奴にはお約束の顛末が待っているものですが、そこはもっといたぶってからにして欲しかったところでした(笑)

そしてまた、見世物にするため雑種の恐竜を作り出そうと研究した結果、恐ろしい奇形が出来上がってしまった、というところも、人間のエゴを炙り出しています。

何と言ってもスカヨハの男前ぶりがカッコいい！

秘密工作の専門家ゾーラ・ベネット役のスカーレット・ヨハンソン。男前の役どころが似合います。

どんな男性よりもかっこよく、お金のためにこの仕事に協力しますが、基本的には勇気と優しさを兼ね備えた女性なのです。彼女の数々の勇気ある行動には、惚れ惚れさせられました。

前半は海の恐竜、後半は空と陸の恐竜へ

海から陸へ、そして高所へと舞台を変えて、次から次へと迫りくる危機に、ハラハラとドキドキが止まりませんでした。1秒たりとも気が抜けない展開には眠気が襲う間もなく（笑）、ずっと前のめり状態で見入ってしまいましたよ。

異種間同士の共存と家族の絆

バルバドスの家族がヨットで大西洋横断旅行中にモササウルスに襲われ、ゾーラたちに助けられますが、この一家の危機一髪のギリギリな奮闘もちょっとしたエッセンスになっていて良かったです。

イザベラがアクイロプスの赤ちゃんに、ドロレスと名付けて行動を共にするところは、このシリーズのテーマである異種間同士の共存なのでしょう。

この夏、大スクリーンでぜひ見ていただきたい映画の1本です！