cine-ma
2025/11/11 09:53
2025年に観た映画(47) 「チェンソーマン レゼ篇」

ジャンプっ子なので連載中は当然読んでましたが、終盤はよく判らない展開になっていました。第二部から連載の場がジャンプ+に変更になったので、それっきり未読。今回改めて第一部を復習した上で鑑賞。TVアニメは観たり観なかったりで、正直そこまで印象に残っていません。
腰を据えて観始めた本作は、オープニングからチェンソーマンの世界に没入。先ずは原作へのリスペクトに溢れるその構成、共感しか呼ばないアナリーゼが施されたコマとコマの間の処理に唸らされる。アニメーションとしてのダイナミズムもさすがはMAPPA。バカでエロでグロでピュアなデンジのちょっと切ないエピソードを、ものの見事にアニメ化してみせるその手腕に脱帽です。
アニメ化のプロフェッショナル集団とでも呼びたくなる制作会社の存在とその実力に唯々圧倒される一方で、オリジナル作品を生み出すクリエイターにとって機会損失が発生してやしないかと、新作公開を前にTV放映されていた細田守さんの「おおかみこどもの雨と雪」を眺めながら、思ってもしまいました。
№47
日付:2025/11/2
タイトル:チェンソーマン レゼ篇
監督:吉原達矢
劇場名:シネプレックス平塚 screen8
パンフレット:あり(¥1,210)
評価:6






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