【後編】『語る・繋がる・出会える交流会』で紹介したワイン&映画達~そぜシネマ~
こんにちは!そぜシネマです!
10月18日の『語る・繋がる・出会える交流会vol.2』にプレゼンターとしてシネマニストのU子さんと登壇させていただき、『映画とワインのMariage Night』についてプレゼンさせてもらいました!
今回は【後編】としてその内容について一部ですがシェアしたいと思います。
終わった後も「どこでワインを買えるのか教えて欲しい」とお問い合わせがあったのでこちらを保存版として残しておきますね📚
是非映画鑑賞のお供として、また手元にあるワインにあった映画選びのお供としてこれらの映画を選んでいただければと思います🎞️🍷
目次
1.自己紹介
2.今回紹介したワインと関連した映画
3.そぜおすすめワイン映画3選
1.自己紹介
当日だけVer.
つかみで使いました🤡w
サラッと流してからの普段のワイVer.です
2.今回紹介したワインと関連した映画
各テーブルに4種類の映画に関係あるワインを並べ、ブラインドテイスティング(色、香り、味わいを通して「ブドウ品種」「産地」「熟成年数」などを推測。ズバリそのワインが何者なのかをつきとめる手法)を通じてグループで当てるワークショップをやりました。
実際に飲んでいただいたワインと選択肢の映画はコチラです。
この注がれたワインの特徴を見てどれがどの映画かをグループで発表してもらいました🙋🏻♀️🙋🏻♂️
全て正解のグループもいたり、クイズそっちのけでガンガンお代わりするグループもいたり🥂全員アルコールが飲めないグループもあったりとワーク中は賑わっていました(その場合もとっておきの代品を用意しました)
そして正解発表。
用意したワインはこちらでした💁
1.白ワイン
インヴィーヴォ X サラ・ジェシカ・パーカー /ソーヴィニヨン ブラン/🇳🇿
「セックス・アンド・ザ・シティ」で有名なハリウッド女優であり、ニューヨークのアイコン的存在、サラ・ジェシカ・パーカーがインヴィーヴォ社とタッグを組み、深くワインメイキングに関わったワインです。
ニュージーランドのソーヴィニヨン ブランという品種を使った果実酸味が特徴的な味わいです。
『セックスアンドザシティ』や『クレイジーリッチ』などセレブ系の映画を観ながらキリっと冷やして飲みたいですね。
2.ステュディオ・バイ・ミラヴァル
「世界No.1ロゼ」という栄誉に輝いたフランスプロヴァンスの本当に美味しいロゼワインです。手掛けているのはブラッド・ピットとアンジョリーナ・ジョリー元夫婦です。
秋の夜長にまずは彼らが共演している『Mr. &Mrs.スミス』を観ながらキンキンに冷やして飲みたいロゼです。また『ツーリスト』『キングスマン』などのスタイリッシュアクション系や【ウェス・アンダーソン監督】の世界観にもピッタリかと思います。
3.フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリー/ ダイヤモンド・コレクション / ピノ・ノワール
映画界の巨匠、コッポラ氏が手掛けるフラッグシップシリーズ。冷涼な地が生む凝縮感と豊かな風味が「これぞカリフォルニアのワインメイキング」と思わせる力強さです。
特にこのピノノワールが太陽サンサン果実味たっぷりな感じが一番『ゴッドファーザー』に近い気がして一番好きです。
もちろん映画は『ゴッドファーザー三部作』を♪ピノ繋がりではワイン映画の代名詞『サイドウェイ』もぴったりです(ストーリーでワインの中でもピノ・ノワールを崇拝しメルローにはFuxxing Merlot!!と罵るシーンは有名ですw)
4.シャトー メルシャン /藍茜(あいあかね)
⾚い果実を連想させる⾹りを持ち、まろやかなタンニンと⼼地よい酸味を持つ⾚ワインです。
『長野メルロー』を開発しシャトーメルシャン元工場長「浅井宇助」さんのお弟子さんで、『桔梗ヶ原(長野)メルローシグナチャー』を世に出し世界レベルまで高めた安蔵さんの実話ストーリー『シグナチャー』で登場した長野メルローと山梨の国産品種マスカット・ベーリーAという品種をブレンドしています。
5.長野県 アルプス ヴァン フリー 赤白
今回お酒が飲めない方にはこちらの超本格的ノンアルコールワインを用意しました。
タンニンもしっかりあって後味の酸味が素晴らしいです。色々試したノンアルワインの中で一番美味しかったです。
この豪華すぎるラインナップ。さながら【映画ワインアベンジャーズ】。是非お家で試してみてください。
おまけ.ヒドゥン・クリーク/ シャルドネ/ カリフォルニア
ワインを注いだ瞬間、映画の主人公。
『夢のような時間が流れるように・・・』と言う思いを込めて、鮮やかなエルメス・オレンジをイメージカラーにClapperboard(カチンコ)がエチケットにデザインされたというまさに『映画好きのための映画を観るためのワイン』です。このワインはかねてからこのイベントで是非みなさんと乾杯したいと思っていたワインです。
夢が叶って良かった🥹。。
我が家にはセラーに常時数本はキープしているほどお気に入りです🎬シネマニストの皆さんもすっかり気に入っていました♪
歓談時間は私はカウンターに入りこんな感じでサーブさせていただきましたw
3.そぜおすすめワイン映画3選
最後に今回学んだワイン×映画について更にお家でも楽しんでもらえるために数多あるワイン映画の中から厳選3つを紹介しました(実際は4つ)
サイドウェイ
- 製作年:2005年
- 製作国:アメリカ・ハンガリー
- 上映時間:130分
『ネブラスカ』のアレクサンダー・ペイン監督が描く、人生と恋とワインをめぐるロードムービー。
友人である元俳優の結婚が決まり、独身最後を記念して、バチェラーパーティにサンタバーバラへ。そこで出会う旧知の友人とその友達。そこで起きる出来事とは。。
『ワイン映画』と言えばこれ!です。もう大好きで何回も観てます。
実はワインにはまったのもこの映画を観てから。
映画で巡っていたカリフォルニア州サンタバーバラのワイナリー巡りにどうしても行きたくて
実際にレンタカーで両親連れてワイナリーのルートを辿り聖地巡りもしました。
観る度にワインが恋しくなる傑作です。
ストーリーもキャストももちろん素晴らしく、2005年の脚色賞オスカーやゴールデングローブ賞では作品賞も受賞しており、ただのワイン映画ではないクオリティになっています。
これを観ながら友達みんなで近くの公園や山にワイワイ持ち寄りのワインとおつまみ持ち寄ってサイドウェイごっこしたいものです。
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サイドウェイズ(邦画)
- 製作年:2009年
- 製作国:日本
- 上映時間:123分
先ほど紹介した同タイトルの邦画リメイク版(厳密には原作邦題は「サイドウェイ」、リメイク版は「サイドウェイズ」と区別しています)。
構成・ストーリはほぼ同じだが舞台はしっかり変えてきてます。オリジナルが「サンタバーバラ」ワイナリーに対し、こちらの舞台は同じカリフォルニアでも「ナパバレー」。
大好きなオーパスワンや先に紹介した「パリスの審判」で赤ワイン部門優勝を獲ったスタッグリープをはじめ有名なカリフォルニアワインが続々出て来てこれはこれでいける作品に。
声をかけられると「ガッテンダ!」とポーズをしてくれる生瀬演じるキャプテンニンジャの成功ストーリーはまさにアメリカンドリームで我々日本人にも夢を与えてくれます😂。
あの原作でも有名なシーンである、非情な電話通告からテイスティング飲みまくり、断られると吐器のワインをがぶ飲みする所は屈指の再現度。小日向さんいい演技してます👏
オリジナルと合わせて観てカリフォルニアワインガイドムービーとして聖地巡礼するの超おすすめです。
すぐに現地行くのが難しい方はとりあえずカリフォルニアワインと美味しいチーズ買ってお家でまったり観ましょ。
ボナペティ♪
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ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡
- 製作年:2008年
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:109分
1976年のワイン史に残る大事件「パリスの審判」で白ワインの部優勝をかっさらったカリフォルニアのワイナリー「シャトー・モンテレーナ」にスポットライトを当て、試飲会までの葛藤と経営危機を乗り越えて快挙を達成するまでの物語。
パリスの審判とは別名パリ・テイスティング事件とも言われ、著名人によるブラインドテイスティングで無名のカリフォルニアワインがフランスの名だたる超一級ワインを赤白共に撃破した伝説の事件で当日のパリではアメリカワインは全くの無名であり、かつ、9人の審査員全員がフランス人、選定されたフランスワインもボルドーとブルゴーニュの超一流ワインばかりの超アウェイの中、白のシャトーモンテレーナと、赤のスタッグ・リープ・ワインセラーズが一位を受賞。
この事件がきっかけでアメリカやチリ、アルゼンチン、オーストラリアなどのニューワールド産ワイン品質でもフランスやイタリア等のオールドワールド産ワインに太刀打ちできるという希望を与えたことも歴史上重要な意味を持つ事件。
本作はこの白ワイン部門一位となったシャトーモンテレーナが舞台です。
偉大な記録の裏で親子の確執と経営危機からシャトーをたたむ可能性もあったのは驚いた。
最後の最後で息子を信じ、現地フランスに挑んだストーリはまさにアメリカン・ドリームを体現した素敵な映画。
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ウスケボーイズ
- 製作年:2018年
- 製作国:日本
- 上映時間:102分
現代日本ワインの父と呼ばれた元シャトー・メルシャン工場長“浅井宇助”と、彼に憧れワイン造りに没頭した3人の青年の話。
私はこれを観て日本ワインにどっぷりハマりました。ちなみに3人とも現在も超有名なワイナリーを経営しています。もう大好き。
【ウスケボーイズ達の実在モデルとワイナリー】
・岡村英史:ボー・ペイサージュ
・城戸亜紀人:Kidoワイナリー
・曽我彰彦:ドメーヌ・ソガ(小布施ワイナリー)
レンタルはこちら
いかがだったでしょうか。
当日の体験全てとまでは行かないですが、
当日私がシネマニストの皆様にお伝えしたかったエッセンスを本レポートに詰め込みました。
映画もワインも事前に予習やエチケットを観ながら楽しむオープンテイスティングもいいですが、全く事前情報無しで観る映画やラベル情報無しで目の前のグラスのワインに向き合って五感で推測していくブラインドテイスティングも違った体験を得られてお勧めです。
是非映画×ワインのマリアージュを楽しんで人生を豊かにしていただければ幸いです。
またみなさまにお会いできるのを楽しみにしています。
ここまで長文を読んでいただきありがとうございました。
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投稿を表示す、すごい!!映画とワインの親和性をこんなに素敵にプレゼンなさるなんて…。
ゴッドファーザーのワインを飲んでみたくなりました。
そぜさんは、知識豊かな方ですね!!
映画もお酒も楽しく嗜んでらっしゃるのが、伝わって来ました。
ジョーカーのコスチュームもお似合いです!!
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投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示さすがのワイン解説書!素晴らしいです!
映画とワインを結び付けてワインを語るプレゼン、あるようで無いような、貴重な体験でした!
当日、まったく価値の分からない私がただただ美味しくいただいていい具合に酔っぱらってしまって、せっかくのそぜさんの語りをどこまで聞けていたのか、なのですが、こうやって文字起こしというか、しっかり解説していただいて、改めて、頂いたワインの美味さを脳内で噛みしめております!
それにしても、各映画人がワインをプロデュースされているんですね。そういうことを知っているのもさすがは映画好きのそざさんならでは!
どのワインも個性的でそれぞれに味わいの違ったうまさがありましたが、『シグナチャー』のワインがとっても美味しく感じましたっ
こういう機会、またあるといいなぁ、と思いつつ
本当に遠くからお越しいただき、素晴らしいプレゼンありがとうございます!
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投稿を表示先日はおつかれさまでした 映画とワイン🍷とても楽しく参加させていただきありがとうございました😊
ワインどれも美味しかったですし、ゴット・ファーザーのピノ・ノワールをはじめ、映画のイメージになるほどピッタリしっくりくる!と驚きでした
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投稿を表示すごくよく纏めてありますね!!😄
ワイン🍷飲みたくなってきたw
さらにレンタルもすぐにできるようになってて素晴らしい✨✨✨
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