好きなシリーズ映画3選!
どうも。
まさかの
Discover us投稿中毒
になりかけた男、
じょ〜い小川です!
単純にポイント欲しさという俗物的なものもあったんだけど、それ以上にSNS特有の
承認欲求
が高まって、つい連投してたら……
さすがにあかんこってんになってしまった。
まぁ、「私の好きな映画」の所に投稿するのは星4つ以上の評価の新作映画にするので、せいぜい週2本の投稿ぐらいだと思いますよ。某潜水艦映画、かなりあかんかったし。
ともかく、シリーズ映画である。
昭和生まれのおじさんなのでこれまでにも沢山シリーズ映画は見てきました。その中でも個人的にも好きで、シリーズ映画の中のシリーズ映画を3つ選びました。
誰もが知っているシリーズだけど、どうしてこれを好きなシリーズ映画としてあげないのか、
どうしてアンケートで「シリーズ映画」を選ぶ時に“あのシリーズ”が選択肢にないのか?
そんなシリーズ映画ofシリーズ映画を挙げていきます。
まずは男のダンディズムが溢れるスパイ映画シリーズの決定版、イアン・フレミング原作の『007』シリーズ。現在全25作、主人公の「007」ことジェームズ・ボンドもショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナン、そしてダニエル・クレイグと6代目まで出てきて、つい先日、次回作から主演する7代目ジェームズ・ボンドがアーロン・テイラー=ジョンソンになり、次世代にジェームズ・ボンドが引き継がれていく。
各代のジェームズ・ボンドのスーツの着こなしから、数々の機能を搭載したアストンマーティン・DB5を中心としたボンドカー、オナー・ブラックマンやソフィー・マルソー、ミッシェル・ヨー、ロザムンド・パイク、エヴァ・グリーンなどスクリーンを彩るボンド・ガール、オッドジョブやサメディ男爵、ル・シッフルなどジェームズ・ボンドを苦しめる怪人たち、そして何と言ってもジェームズ・ボンドがこなす数々の危険なミッションなど、さらにはアレサ・フランクリンやポール・マッカートニーなどが歌ってきた主題歌などとにかく魅力が尽きないスパイ映画。
けど、3位にしているのは作品によって今ひとつに思えてならない作品もある。
個人的には2作目の『007/ロシアより愛をこめて』か3作目の『007/ゴールドフィンガー』、8作目の『007/死ぬのは奴らだ』あたりが『007』シリーズのベストと考えている。
続いて第2位は渥美清主演のこの映画シリーズ。シリーズ作品50本は世界唯一のシリーズ数、昭和40年代から平成一桁台の東京の葛飾・柴又を起点に北は北海道、南は沖縄まで全国津々浦々を舞台に独身中年男性のテキ屋の車寅次郎が行く先々で巻き起こす珍騒動や一時のロマンスなど、魅力たっぷりなヒューマンドラマ&ラブコメディ&ロードムービー。
団子屋の「とらや」への帰省の度においちゃん・おばちゃんやタコ社長らと巻き起こすいざこざや、行く先々で出会うマドンナとのロマンスに同じく出会った青年たちへの恋愛指南、そして再び柴又へ戻ってからのマドンナとの再会、とだいたいパターンは決まってはいるが、日本各地の風景なども相まって毎回不思議と新鮮に見れる。歴代のマドンナも吉永小百合や浅丘ルリ子をはじめ、大原麗子やいしだあゆみ、松坂慶子など今となってはレジェンド級の女優が多数出演し、映画を彩っている。
レギュラーメンバーも3人代替わりをしたおいちゃん役の森川信、松村達雄、下條正巳もそれぞれ味があったし(個人的ベストは圧倒的に森川信)、1作目では異様に綺麗なさくら役の倍賞千恵子、メインの48作まで一貫して変わらなかった博役の前田吟とおばちゃん役の三崎千恵子、この人がいるからさらに面白くなる隣の印刷工場の社長のタコ社長役の太宰久雄、「バタァ〜」の名言で晩年も輝いた名優・笠智衆、そして端役ながら異様な存在感がある源公役の佐藤蛾次郎、後半のシリーズに新風を巻き込んだ満男役の吉岡秀隆に泉役の後藤久美子など、各レギュラーを見ているだけでも見所満載である。
それでも1位にしなかったのは個人的には今ひとつな作品も3本ぐらいあるし、『男はつらいよ お帰り 寅さん』は明らかな蛇足なので2位になった。
ということで圧倒的な1位は『仁義なき戦い』シリーズ5部作である。
今さら語るのもどうかと思うぐらいド定番、ド鉄板のヤクザ映画。
菅原文太をはじめ、松方弘樹、梅宮辰夫、田中邦衛、金子信雄、渡瀬恒彦、千葉真一、北大路欣也、成田三樹夫、小池朝雄、名和宏、山城新伍、梶芽衣子、小林旭、加藤武、室田日出男などの銀幕スターがギラギラと輝き、名言を次々と生み出す。
後の北野武監督作品の『アウトレイジ』シリーズや柚月裕子原作、白石和彌監督作品『孤狼の血』シリーズなど後世の同系統の作品やクエンティン・タランティーノやジョン・ウーなど世界各国の映画監督にも多大なる影響を与えた志向のヤクザ映画。津島利章による音楽も秀逸で、映画ファンなら一度は耳にしたことがあるはずだ。
この『仁義なき戦い』5部作こそ全作品名作のパーフェクトなシリーズ映画である。
菅原文太が脇役に回ったある意味北大路欣也が主演となる2作目の『仁義なき戦い 広島死闘篇』だが、逆に北大路欣也と千葉真一のおかげで独自の色合いが濃く、個人的には1作目と2作目のどちらが最高傑作か決めにくい。「自己紹介」のフェイバリットムービー9本には『仁義なき戦い』にしたが気分によっては『仁義なき戦い 広島死闘篇』にもしたいし、かと言って2本入れるのはバランスが悪い。
だが、シリーズ映画となればその2本を擁し、傑作ばかりのやはりこのシリーズになる。
「新・仁義なき戦い」三部作や『県警対組織暴力』、『仁義の墓場』、『やくざの墓場 くちなしの花』、『 北陸代理戦争』を含めた東映実録路線の深作欣二監督作品全てをシリーズとみなすか迷いはしたが、ごく一般的に正シリーズとなる『仁義なき戦い』、『 仁義なき戦い 広島死闘篇』、『仁義なき戦い 代理戦争』、『仁義なき戦い 頂上作戦』、『仁義なき戦い 完結篇』までの5作を指しての『仁義なき戦い』シリーズである。
他にも、
「ゴッドファーザー」三部作やラース・フォン・トリアー監督の「機会の国・アメリカ」三部作や「鬱」三部作、「黄金の心」三部作、テレビドラマの劇場版の「キングダム」シリーズ、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」三部作、サム・ライミ監督の「スパイダーマン」三部作、「トラック野郎」シリーズ、「昭和残侠伝」シリーズ、「若大将」シリーズ、「不良番長」シリーズ、「ダーティー・ハリー」シリーズ、「ジョニー・イングリッシュ」シリーズ、「ブリジット・ジョーンズ」シリーズなど好きなシリーズは沢山あるけど、
今回はど真ん中の3つをチョイスしました。
今回はシリーズ映画としてまとめてサクッと書きましたが、それぞれの作品はまた個別でじっくりと書いていきたいですね。