乃木坂461期生の高山一実の原作を「SPYｘFAMILY」のCloverWorksが長編アニメーション化。

アイドルを夢見る少女が主人公の青春劇ですが、かなり戦略的というか、生々しいアイドルデビューへの道筋が描かれています。

原作者の高山一実が本作を手掛けていたのはまだ乃木坂46在籍中の事なので、まぁこんな内容の物語を描けたなぁと思いますし、周りのオトナもよくGOサインを出したものですね。

映画公開に合わせて現役乃木坂46とのコラボ動画の中で、アイドルへのあこがれがあった分だけで、（半ば）意図的にぐちゃぐちゃにしたと言っていますが、これもまたある種のリアルなのでしょう。

知名度の有無、人気の有無、売れているかいないかなどなど線引きはあるでしょうが、”アイドル”という肩書の人たちは物凄く沢山いる中で、いろいろ考えさせられる一本でした。

CloverWorksが手掛けているということでアニメーションの完成度は高くキラキラとした画ですが、物語は結構重めで意外でした。