Yuji Abe
2025/12/31 18:54
映画『この本を盗む者は』- 本の世界へダイブせよ!痛快な主人公と、切ない“真白”の想いに没入する。
どんなトラブルにも動じない、圧倒的なバイタリティー。 映画『この本を盗む者は』の主人公が見せる、何事にもひるまないその姿には、観ていて清々しさすら覚える「痛快さ」がありました。
あらすじは、舞台は、書物の盗難が相次ぐ古い図書館。その盗難を食い止めるため、本には「呪い」がかけられていた――。主人公は、その呪いを解き、盗まれた本を奪還するために、物語の世界へとダイブする。
本の中に飛び込む没入感!原作とは違う「化かし合い」
この映画の最大の魅力は、実際に「本の中の物語」に入り込んでいくワクワク感です。 子供の頃、本を読みながら「この世界に行きたい」と夢見たことはありませんか?その夢を映像体験として叶えてくれる心地よいストーリー展開に、期待値は上がりっぱなしでした。
また、映画版独自のアレンジとして描かれた、狐と人間による「化かし合い」のような展開もユニーク。原作ファンも、映画から入る人も、両方が新鮮な気持ちで楽しめる「うまいコラボレーション」になっています。
言いたくても言えない…。「真白」の想いにドキドキ
主人公を支えるパートナー・真白(ましろ)の存在も見逃せません。 彼女が抱える「言いたいことがあっても言えない」本当の想い。それを想像しながら観る展開は、最後までドキドキ、ハラハラさせられました。彼の健気な姿に、胸を打たれる人は多いはずです。
かつて本に夢を見た、すべての大人たちへ
これは、子供の頃に本の世界と深くつながっていた記憶を呼び覚ます、素敵なきっかけになる映画です。 現実を忘れて物語に没頭したい人、そして少し懐かしい気持ちに浸りたい人に、心からおすすめします。
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