百獣の王のパワーを体に宿す最強のハンター🎦クレイブン・ザ・ハンター🎦
🎦クレイブン・ザ・ハンター🎦
(2024年 アメリカ 127分)
監督:J・C・チャンダー
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、アリアナ・デボーズ 、フレッド・ヘッキンジャー
もっと早くこの記事を上げようと思っていたのですが、筆が進まず年が明けてしまいました(;^_^A
皆さま、今年も宜しくお願い致しますm(__)m
昨年の12月に見に行きました。実は初のXシアター体験を本作でしてきました。3画面に展開される映像に最初こそ圧倒されたのですが、だんだん目が回る感じになってしまい、私にはXシアターはダメだな、という印象でした。まあ、これがXシアターだということが判ったので良い体験となりました。
さて、作品の方ですが、マーベル作品としてもうマンネリだとか言われて評判が今一つ宜しくなかった本作ですが、私はすごく楽しめました。なにせセルゲイ(後のクレイブン)役のアーロン・テイラー=ジョンソンの作りこまれた肉体美、バルクール並みのかっこいいアクションの連続に、ワクワクが止まりませんでした。
あらすじ(allchinemaより) マーベル・コックスでスパイダーマンの宿敵として登場するヴィラン“クレイヴン・ザ・ハンター”を主人公に描くスーパーヒーロー・アクション大作。狩猟中に巨大なライオンに襲われたことで“百獣の王”の力を宿した獰猛なハンターと化したクレイヴンが、裏社会に君臨する冷酷な殺戮者である父親と対峙していくさまを、迫力のアクションと過激な残酷描写を織り交ぜ描き出していく。主演は「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」「キック・アス」のアーロン・テイラー=ジョンソン。共演にラッセル・クロウ、アリアナ・デボーズ、フレッド・ヘッキンジャー、アレッサンドロ・ニヴォラ。監督は「マージン・コール」「オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~」のJ・C・チャンダー。 |
アメコミのダークヒーロー映画というよりは、ギャング映画のような展開です。なにせクレイブンの父親ニコライ(ラッセル・クロウ)は暗黒街を牛耳るロシア出身の大物ボスで、その冷酷さと残忍さは恐怖です。父とクレイブンの対立がドラマチックに描かれていて、見応えがありました。
そしてクレイブンの命を秘薬を使って救ったカリプソ(アリアナ・デボーズ)や、血清を注入することで変身するライノ(アレッサンドロ・ニヴォラ)、目が合った相手を10秒間催眠状態に出来るザ・フォリナー(クリストファー・アボット)など、魅力的なキャラ達の登場が映画を大いに盛り上げました。
クレイブンの能力は意外と地味です。ライオンの血が混ざったことで、野生動物の能力である”獲物を狩る”能力が備わりました。そして超人的な身体能力をも授かり、悪人の臭いをかぎ分け追跡するのです。どうですか?今までのマーベルコミックのヒーローの能力としては、地味ですよね?
でも、その地味な能力をも魅力的に変えてしまったアーロン・テイラー・ジョンソン。いやはや、カッコ良すぎでした💛 (←やっぱりそこかい!?(笑))
異母弟であるディミトリの存在も重要な要素。コミックでは後にスパイダーマンの最初の敵になる『カメレオン』がこのディミトリとのことで、最後はその兆しが見えて、ぞっとしました。
物まねが得意なことから、父親から「カメレオン」と呼ばれていたディミトリ。兄ばかりに期待する父に対して、恐怖心と劣等感で傷心ぎみ。でも兄のセルゲイのことは大好きでした。なのに。。。
演じているのは、あれ?この俳優くん、カラカラ(グラディエーターに出てきた皇帝)に似てるなぁ、ってずっと思いながら観ていたら、カラカラを演じていたフレッド・ヘッキンジャー本人でした!カラカラのときも怪演だったけど、本作のディミトリもやはり怪演。彼の存在は本作品に深みを加えるエッセンスとなっていました。
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース作品としては、ラスト作品とのことなので、残念ならがら本作の続きは作られることはないのでしょうね。
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投稿を表示最近のMCU作品、なかなか継続も難しく、新しいものがバンバン出てきては終わることもあるので、進め方が難しいんでしょうかねー?