DISCASレビュー

k.a
2025/07/27 21:49

ビッグ・ダイナマイト 不死身の傭兵

第二次世界大戦末期を舞台にしたイギリス製のB級アクション・ホラー・コメディ。ナチスがアメリカ東海岸をゾンビ化爆撃で壊滅させる計画を企て、連合軍は筋肉隆々の傭兵ディック・ダイナマイト(スナーズ)に阻止を依頼。ディックは放火魔ナパーム・ジェフ、ギャングの息子ブルックリン、拷問好きなタム、医者のドク、ナイフ使いのルーカス、「マザーファッカー」としか言わないIQ165のマザーファッカーを率い、ナチスの忍者、サイボーグ、バイカー、ミイラ化したスナイパー、ラスボス・マクシミリアン・シュタッカー大佐(オリー・バッシ)と戦う。クラウドファンディングで製作され、『イングロリアス・バスターズ』や『SISU/シス 不死身の男』を彷彿とさせる下品で過激な作風。スナーズのコミカルな無敵ぶりやゴア描写(スイカの強度のような人体)がB級ファンに刺さるが、ゾンビ設定の未活用やCGのチープさ、ストーリーの散漫さが指摘される。

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