苦手なホラー映画「ポゼッション」にチェレンジ!
◆はじめに
DISCASの単品レンタルでは、なかなか在庫がない状態の作品として、登録していた「ポゼッション(Possession)」を、使い始めた携帯アプリの方で検索し、池袋店にある事がわかり、早速5月31日の雨の中レンタルをしに参った。★なぜか、イザベル・アジャーニの主演女優賞受賞作とあって、苦手なジャンルのホラーとかは気にせず・・・と言った感じ。
程度の差はあるが、これまで見てきたロマン・ポランスキー監督等の作品にも、サスペンス、ホラー系の作品があるので、そういったジャンルについても、まとめてみた。
◆「ポゼッション(Possession)」(1981)の作品概要
アンジェイ・ズラウスキー監督が、愛に憑かれ妄想の魔物とファックまでする役をアジャーニに演じさせた、半分オカルト映画のような異様なフランス/西ドイツ合作作品。長い単身赴任を終え、妻アンナのもとに戻ったマルクは、妻の冷やかな態度に傷つく。ようやく、その不倫相手ハインリッヒと対峙する。だが一人息子ボブの通う学校にやって来たマルクはそこで妻と瓜二つの教師ヘレンと出会い、彼女に強く惹かれていく…。
1981年のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールにノミネートされ、主演のイザベル・アジャーニは、カンヌに加え、セザール賞の主演女優賞を獲得した話題作。
もともと、“ポゼッション”とは、「所有」や「占有」を意味する英語。そこから転じて、「悪魔が取り付くこと」だが、他の作品名で“ポゼッション”がつく場合は、ホラー的な作品といえる。
❤美しいので!
二役の教師役の方は、初々しい感じなので、どこか全体的に中和している。
♠こんなシーンはほほえましい。
◆でも、やはりホラーです。
◆イザベル・アジャーニの他の関連作品
いずれも、イザベル・アジャーニが主演した、実在した人物の伝記作品でもあるが、どこか狂気に向かっていく様を演じている。「ポゼッション」が演じられるのだから、どうってことない・・とも思えるが、いずれも、主演女優賞を獲得している。
「カミーユ・クローデル(Camille Claudel)」(1988)
ドパルデュー演じる彫刻家ロダンの弟子となったカミーユ・クローデルは、やがて内縁の妻がいる彼と愛し合うようになる。妊娠し、結婚を迫るが、ロダンは妻と別れられず、失意のカミーユは彼の元を去る。愛を無くした心の隙間には猜疑心と憎悪が住み着き、徐々に精神のバランスを失っていく。

「アデルの恋の物語(L‘histoire d’Adele H.)」(1975)
『レ・ミゼラブル』などで著名な作家ヴィクトル・ユーゴーの娘、アデル・ユーゴーは、イギリス軍中尉の青年に一目惚れした。以来、青年の任地が変わるたびに、アデルも彼について回る。そして彼女の愛は、次第に執念とさえ呼べる激しいものになっていく。

◆インパクトが強い作品
ホラーとはいえないものも含め、何某かのマイナスの影響のあった作品についても、印象に残るものを参考に挙げてみる。
「アレックス (Irreversible)」(2002)
ギャスパー・ノエ監督が、夫婦でもあったモニカ・ベルッチとヴァンサン・カッセルを主演に迎えて手掛けた衝撃の問題作。婚約者をレイプされた男の復讐劇を描く。2002年のンヌ国際映画祭で初披露された際は、モニカ・ベルッチが体当たりで演じた壮絶なレイプシーンが物議を醸し、その暴力描写に賛否が渦巻いた。
「ローズマリーの赤ちゃん(Rosemary‘s Baby)」(1968)
ロマン・ポランスキー監督のアメリカ映画。マンハッタンの古いアパートに、若い夫婦者が越してきた。やがて妻のローズマリーは身篭もり、隣人の奇妙な心遣いに感謝しながらも、妊娠期特有の情緒不安定に陥っていく。彼女は、アパートで何か不気味なことが進行している、という幻想にとり憑かれていた……。主演のローズマリーはミア・ファロー。
「反撥(Repulsion)」(1965)
ロマン・ポランスキー監督のイギリス映画。イギリスで働くポーランド人の姉妹キャロルとヘレン。姉のヘレンが活動的な性格なのに対し、妹のキャロルは内気な女性だった。姉とその恋人との情事の音を毎晩のように聞かされていたキャロルは、次第に男性恐怖症に陥っていく。そしてその一方で、男との官能を妄想するようになる。やがてその幻想は、彼女に殺人を犯させるまでになっていく……。男性恐怖症の女性が、狂気にむしばまれていく様を描いたサイコ・スリラー。主演の妹役はカトリーヌ・ドヌーブ。
![]() |
![]() |
![]() |
◆◆関連の投稿
・Discas 1330枚達成!
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示イザベル・アジャーニ可愛いですが、狂気の演技が😨 「カミーユ・クローデル」だいぶ忘れてしまっているのでまたみてみたいです
ホラーにも出ていたんですね