初日初回８：３０

半分くらいは埋まってました。

丹羽長秀（にわながひで）や滝川一益（たきがわかずます）

が読み仮名なしで出てくるところで敷居が高いような気がしましたが

 

これが海外でウケている点が要注目。

だから予備知識はなくても良いということになる。

 

ドライでメタ的に描かれている点も重要。

武士道を堅苦しく描くことなく、

 

それを知らない秀吉の視点が、まさに北野監督の視点なのだ。

 

それを加味して浅草の芸人からのし上がった

感謝と恩返しを込めてぶつけた、として映画を振り返ると

最低でも５点満点なら☆４になるといえる。

 

そういった意味で肩透かしと見せかけて味わい深い映画体験が素晴らしい。

 

まず日本の歴史の凄みをいくらでも汲むことができるリアルにこだわった

合戦や首を落とすシーンが良い。

 

「芸人」という言葉と、芸人が多くキャスティングされている点も

恩返しを感じさせる。

 

２０２３年初頭の

レジェンドオブバタフライの公開時

から北野監督は「俺ならこう撮る」と豪語していた

本能寺の変を巡る描き方。

 

北野監督は「芸人」つまり百姓のような出自に始まり

「武士道」や「侍」など知ったことか、

なのである。

 

ここが最重要ポイントで重要なシーンを読み取る鍵となる。

それはさておき、CGのモブを使いたくないというこだわりからの

迫力は説得力がありワクワクさせられ、

 

いくらでも日本の歴史の魅力を描いて欲しいようにも思える。

僕は幕末が好きなので

あのドライな描き方で幕末を描くとどうなるのか気になる。

 

さぁ、歴史好きと映画好きならぜひおススメ！

知らない人には繋がる歴史で話のタネにどうぞ

（時代を超える共通の文化があることはやはり素晴らしい）

 

ネタバレあり編へ続く

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ダメ沢直樹でした

 

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