ストーリー

「007 ダイ・アナザー・デイ」（2002年）のサウンドトラックは、リー・タマホリ監督のアクション映画を彩るデヴィッド・アーノルドのスコアとポップ曲が特徴。ピアース・ブロスナン演じるジェームズ・ボンドの北朝鮮でのミッションを、マドンナの主題歌「Die Another Day」（アカデミー賞ノミネート）がエレクトロポップで演出。アーノルドの「On the Beach」「Hovercraft Chase」は、オーケストラと電子音でアクションの緊張感を強調。「Paris and Bond」はロマンスを表現。ポール・オークンフォールドやヴェルカ・セルの曲も収録。全体として、映画のスリルと現代性を音で体現した名盤で、単体でも2000年代初頭のポップとボンドの魅力が楽しめる。ボンドファンやエレクトロポップ愛好家に最適。