『死ぬ前にみるならば、この作品にしたい』

 

とリングの上でキャストが並ぶ中、言い放った白石和彌（しらいしかずや）総監督。

これが、この作品の出来と想いをすべて現し、驚き交じりの歓声に包まれた。

 

レポート終わり・・・と、いっていいくらい一言で全てを語る。

 

さらに、このイベントには

レジェンドレスラーが揃い、

役者も揃って登壇する。

 

長年、女子プロレスを応援してきた応援団の中にはどうしても、来たかった、なんとかならないか？

の声が上がるほどの愛情と思い入れの中、

 

「タダで焼きそば食って、ごめん<m(__)m>」（そこじゃあねーよヾ(ﾟдﾟll)

 

 

とにかく、感動が伝わるレポートを書きたい。

 

僕はドラマで大興奮し、全話泣いた。

（感想はまた別で）

 

働いている居酒屋では毎日

「女子プロ見てました？」とお客さんに問いかけた。

 

その

誰もが、知っていて、誰もが、想い出と共に語るのだ。

 

そんな時代を蘇らせた今作。

 

ダンプ松本さんの格好をしてきたファンに声をかけ、

なんだかんだで仲良くなった(;^ω^)

 

いい感じの鎖が手に入らなかったけど

売店で売ってたよー！、と衝動買いするダンプファンｗｗ

 

僕はありがたく、

首を絞めていただきました。

 

まず私は細かいところから、ネトフリすげーと思った。

並んだ時点で、案内のプラカードの細かい汚し具合のテイストなど

微に入り細に入りこだわってるのが出ている。

 

これは・・・・すごいイベントになるな、

と Discover usのメンバーと語る。

 

シネマニスト「じょーい小川」さんは当時の世代で本当に詳しく、

白石作品についても熱弁してくださり、勉強になって楽しかった。

 

案内メールに８０年代の当時を再現したものを用意するので早めに来て

楽しんでください、とあったので・・・・まさかとは思ったが

 

はるかに上をゆく。

 

まるでUSJのアトラクションの様に（USJ行ったことありません(;´Д｀)

入り口から案内人がハイテンションで８０年代の世界へ行ってらっしゃーい！！と役に入っているのだ。

 

８０年代のファンの部屋を再現したセットがあり、

そこに配置されたファン役の方がずっとアドリブでしゃべっているのだ

 

「ねえ！あんた！チケット持ってんの？！絶対、唐田、剛力が勝つよね！

いいね、赤と青！！！（ハイタッチ）」

（私、下ジーンズ、上は真っ赤なTシャツ）

 

こんな感じでずーーっとお客さんを案内し、部屋に上げて

まるまる撮影OKなのだ。

 

隣の部屋には極悪同盟ファンの設定の部屋があり、

「おい！上がってけよ」

とダンプさんにちなんだグッズが無数に置かれている。

 

おもしろすぎる・・・。

「でも、ベッドの裏だけはのぞくなよ！！」

 

ドラマで出てくるあのシーンが再現されてるｗｗ

 

いやーーー、もうＵＳＪに常設でやりなよ。

それくらいのクオリティなのだ。

 

 

このあと、

焼きそばもらえたり、ドリンクもらえたり、ととにかくすごいが

別の視点で

、僕がひとつ注目したことがある。

 

リングがある、再度に柔らかいマットが敷いてある。

なにも注意書きがない。下手したらなにされるかわからないのに、

 

そういえば、さっきのセットにもなにも注意書きがなかった。

 

【世界観とイベントの楽しさに全て振り、興を削ぐリスクを回避しているのだ】

これはなかなかできない。

これが本当のイベントのすごさだ。

 

ああしないでください、こうしないでください、ここだけは撮影ＯＫです、

これでは主催側は安心だが、世界観に浸れないのだ。

 

エンタメビジネスに詳しい人だとこの辺りのサービスっぷりに驚くのではないか。

 

無料で配られた焼きそばも、ちゃんと量があり、

いかにも巡業の焼きそばって感じにうまいのだ。

 

席に着いたら着いた、で

開演の１９時前までずっと

役者さんが（僕は吉本の芸人だと思う）

「今日はどっちが勝つと思う！！？予想してくんなよ」

 

とどっちが勝つシールを貼らせてもらえる。

「なんだ、ゆりやん軍団ばっかだな。こりゃあ賭けにならねえや」と

愚痴る演技をしながらずっと客席を周ってる人、

 

熱烈な

「唐田、剛力ファン」設定の人

（役名ではなく、なぜか中の人の応援に来ているという設定の世界(;'∀')

 

ゆりやんファンも多く、

みんなで帰れ！というイメージで来たのだけれど、下手したらゆりやんさんが一番ファン多い。

（いや主役だけど、嫌われてる設定でしょ？）

 

というか、ダンプ松本ファンがたくさんいて、

歴史ある本物の愛がそこにあって、得も言われぬ気持ちになる。

 

客いじりで「レイザーラモン」の二人が出てきてお客さんにマイクを向けた時に

「当時、私ダンプファンで、クラスの女子たちと毎日口げんかしてました！」

とか、出てくる想い出が全部素敵。

 

なんだこの熱い時代。

 

かと思えば、ドラマに出てくるあの・・・あ、ネタバレになるから言えない（みてね(;^_^A

 

という感じなのだ。

 

で、肝心の試合が始まるのだけれど、

ゆりやんさん、唐田さん、剛力さん、役者チームはみな、ドレスアップして入場してきた・・・

？・・・あれ？

そう、当たり前だが、役者チームは生で試合するわけではなく軍団のリーダーだが解説席へ。

 

彼女たちの解説を聞きながら

現役女子プロチームが「ゆりやん軍団」「唐田、剛力軍団」に分かれて戦う、という感じなのだ。

「いけー、がんばれー」と口にする３人が本当にピュアで楽しい。

 

芸人チームは「見て見ぬフリをするレフェリーをいじる」ｗｗ（いじるないじるな(;´Д｀)

 

おもろすぎる。

みんなの声援に混ざりながら、選手名を叫ぶ！

イベント終わりには声が枯れ、手がジンジン腫れるほど拍手していた。

 

客席の奥にある入り口の上部から（伝わるかなー、あの階段上がって来て客席に開ける通路の振り向いた上のへり）

バルコニーアタック！だったか、そこからダイブしてボディアタックをする離れ技、

 

さらにすごかったのがリングにでっかい脚立を立て（トップロープよりだいぶ高い）

そこから場外で横になっている長テーブルの上の選手に飛び乗って

テーブルが壊れる「テーブルクラッシュ」だったか、

がすんごかった。

 

と、マックスボルテージになる中、

時間切れ寸前で、

唐田・剛力軍団の勝利！！！！

 

プロレスというには互いに息を合わせた表現であり、

格闘技であると同時にエンタメである。

 

真剣勝負であると同時に愛情表現である。

それ、ドラマをラストまで見ると大切なものが全部みれるんだけれど、

ネタバレになるので、これ以上は言いますまい。（←これタモリさんのギャグ）

 

僕、絶対「神宮寺しし丸」さんに会えると思ったのに（リングアナ役）

まさかの客席に

キングオブコントファイナリストの

「や団」のプロレス好き「本間」さんがいて、RGさんにイジラレていた。（一般応募の参加です！）

 

トリオ「や団」の３人と、「神宮寺しし丸」さん、そして私「ウェルダン」というコンビで出ていた時、

に何度もライブでご一緒させていただいていたから不思議と嬉しい。

 

ドレスアップしたままプロレスの受け身を披露するゆりやん。

話している途中に、受け身を突然初めるゆりやん（受け身をギャグにすなヾ(ﾟдﾟll)

 

ドラマに出てくるポーズを場違いに入れてくるゆりやん（だからギャグにすなヾ(ﾟдﾟll)

 

ピュアでドラマのような唐田さん、

プロレスが大好きになりましたと語って客を沸かす剛力さん、

 

全員のこと書いたら、書き切れない、

レジェンドも、みんなも、人生の全てをかけていい、と思えた作品だった、と語り、

一番初めの監督の言葉で締めくくられる。

 

やはり、それほどの作品だったのだ。

 

オーディションから含めて３年以上もかけて作られた

最高の傑作が、いよいよ配信される。

 

NETFLIXドラマ「極悪女王」は

９月１９日配信開始！

 

 

 

レジェンドレスラーや役者さんの詳細がわかる記事は他の方をご参照くださいませ

 

田端の半沢直樹こと、ダメ沢直樹が書きました。
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最近、浜田ブリトニーさんとコンビ「浅草ぱねえ」結成しました(*'▽')
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