『遠い山なみの光』感想・レビュー・考察 「思い出すこと」と「語らないこと」のあいだに横たわるものは何か。映画『遠い山なみの光』は、母と娘の記憶をたどるなかで、言葉にはならない感情や断ち切れない過去の影を浮かび上がらせる。原作は、記憶と沈黙を繊細に描き出すノーベル文学賞作家カズオ・イシグロのデビュー小説である。 この度ギャガ様のご

真実と事実の物語『遠い山なみの光』 原作・カズオ・イシグロ＆監督・石川慶という組み合わせのヒューマンサスペンス。主演は出演作一作ごとにその存在感を増し続ける広瀬すず。日英ポーランド合作という一般的な邦画の座組を超えた作られ方をしている作品ですが、このくらい大きな器でないと現在の広瀬すずという存在を受け止められないのだなということを再確

『ハピネス』公開記念舞台挨拶 新宿ピカデリーにて行われた『ハピネス』公開記念舞台挨拶をレポートさせていただきます！正面エントランス(余談)本劇場は出入り口が西武新宿・歌舞伎町方面、新宿三丁目方面の2つあるので毎度非常に便利です。ディズニー好きとしてはディズニーフラッグシップ東京が徒歩1分！いつもお邪魔しています。 劇場

日本版死ぬまでにしたい10の事！？『ハピネス』 「私ねあと1週間で死んじゃうの」。突然、恋人の由茉に自分の命が残り僅かであることを告げられた雪夫は、その衝撃的な一言に心揺さぶられ、気持ちが追い付かず、戸惑うばかり。しかし、すでに運命を受け入れた由茉は残されたわずかな時間を精一杯生きる事と決意していました。由茉は今まではできなかったゴスロリファッシ